同性、国際、遠距離恋愛。なんか、それでもいいじゃないか。 -2ページ目

同性、国際、遠距離恋愛。なんか、それでもいいじゃないか。

恋愛依存症気味な学部4年生が、
同性のフィリピン人彼氏との思い出をつらつら書く。
現在は遠距離恋愛中。

キーワード
同性愛、遠距離恋愛、国際恋愛、海外大学院進学、開発学etc..

8月17日、
僕はフィリピンについた。

やることがないといえば、嘘になるが、フィリピンについた。

9月4日まで、
長いようで短いフィリピン旅行の始まりだ。

当日、
私の胸はただただ緊張と不安とワクワクで高鳴っていた。

嫌われるかもしれない。

でも、会わないとなにも始まらない。

そんな思いで、
私はフィリピンに到着した。

彼がどこかで私を待っているはずだ。

急いで税関を抜ける。

すごい人ごみの中、どこかにいるはずの彼を探す。

ウェイティングエリアにいる。

黄色いシャツを着た彼を探す。

でも、いくら探しても彼はいない。

こんな人ごみの中、簡単に見つかるはずないのだ。

ペソの持っていない僕は連絡する手段もなく、もう少しだけもう少しだけ、彼を探す。

そのとき、

遠くで、
黄色いシャツを着た男の人が全力で手を振ってる姿が見えた。

彼だ。
絶対にそうだ。

鼓動が早くなる。スーツケースをもって走る走る。


彼の元にたどり着き、
ぎこちなく手を握る。

すると、彼は、
チョコケーキをくれた。

そこには、
I love you.

そう記されていた。

もう一度、僕は恋に落ちた。

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