卵巣癌は、摘出してみないと癌の進行具合や種類が分からないので摘出します
との事。
摘出後、抗がん剤治療に入ります
との言われた。
年末書店に山積みにされてた近藤誠氏の本のタイトルが何故か目に焼き付いてて、あの時は、他人事だったのに、今それが自分の身体の状態に突き付けられている。
「抗がん剤は怖い」「抗がん剤で殺される」みたいなタイトルだった。
ガン告知を受けた事をガンサバイバーの知人二人に伝えた所、二人とも抗がん剤はしないほうがいいという。
しかし、夫と看護師の娘は抗がん剤を勧めてくる。
「抗がん剤するしか治療法はないやろ」という。
苦渋の選択だった。身体を左右に切り裂かれそうな程辛かった。
一年の闘病を経て、抗がん剤治療をしたからこそ今があると思っている。
先のガンサバイバーの知人は、手術を否定して、催眠療法やホメオパシー等の民間療法で再発も転移もないと言ってて、それを私に勧めて帰宅事。
それが彼女に合ってただけで、私に合うかどうか分からないものであった事がわかった。なんせ、西洋医学以外のものなら何でも取り入れるといった盲目的な所のあると方なので、こんなものにまで?と思うものにも傾倒されていた。
もう一人は、仏教家なので与えられた運命を受け入れる宗派の人なので、延命治療に否定的なのだ。
そして、昨年秋頃にガンを告知された御近所のお姑さん。年齢も年齢なので、本人に告知せず手術もしないとの事だったが、わずか3ヶ月で亡くなられた。
抗がん剤治療をしてるというと、否定的な意見をされる事もある。
親戚に言うと、叔母が辛いからと言ってやめたよとか…。
それは、治療が辛いのだろうか…
抗がん剤治療を11クールを終え、そんな気持ちが強くなった。
抗がん剤より、生きる事が辛いと感じたら、私は抗がん剤を否定するだろう。
今回の闘病は、Twitterで同病者と励まし合い乗り切れた。
いま、抗がん剤治療が終わって一ヶ月。
昨年末まで、頭から「ガン」という言葉が消えた日はなかった。
でも、今は抗がん剤の副作用も感じられなくなったせいか、ガンである事を忘れられる時が増えてきている。
これから迎えるのは、再発や転移の不安と向き合う日々の連続…。
今の主治医は、まだ医者になって数年の人なので私に対して「寛解」という言葉を使ったけど、五年経過して使う言葉ではないのかな?と不安になった。
つんくさんも僅か10ヶ月位で寛解と診断されたが、数ヶ月後には、再発の診断あったというし…。
寛解って?と思う…