芭蕉と同じ時代に、西の鬼貫(おにつら)東の芭蕉と並び称された、 上島鬼貫という俳人がいます。
「によっぽりと秋の空なる富士のやま」等知られた句がありますが、多分一番有名なのが 「行水の捨どころなしむしのこえ」でしょう。
これは人気があったらしく、 後年「鬼貫は夜中盟(たらい)を持ち歩き」という川柳がつくられています。
ところでこの鬼貫の句によく似た句で、加賀の千代女の 「朝顔に釣瓶(つるべ)とられてもらひ水」というものが有りますが、これには特に川柳は 読まれていないようです。ということで不肖私めが1句つくりました。
「夏くれば千代女やたらと井戸を堀り」
マッ 、 マーこんなもんでしょうか。