対向車が突っ込んで気づいた時にはベッドの上

自動車事故で人身傷害を自動車事故で人身傷害を負ったのですが、完全にもらい事故で棺桶に入りかけることになりました。峠を走っていたことだったのですが、頂上付近は寒くて4月上旬ではありましたが路面が凍結していました。自分は気をつけて運転していたのですが、対向車がスリップをして自分の方に突っ込んできて気づいた時にはベッドの上だったのです。

ぶつかって目の前が真っ白になったところまで覚えているのですが、その後どうなったのかは全くわからず意識を取り戻した時には病室の天井が見えていたのです。一体ここがどこなのかもわからず混乱したのですが、少しずつ直前の出来事を思い出して対向車が突っ込んできたところまで思い出したので、事故った後にここに運ばれたことがわかったのです。

ベッドの上で全身がバラバラになってしまった

体を動かしてみるとところどころ激痛が走って、全身がバラバラになってしまったのではないかと不安になってしまいました。その後、看護婦さんがやってきたのでどういう状況なのか訪ねてみると、意識を取り戻したということでまず先生を呼んできてそこから説明が始まったのです。話によると車の全部は完全に潰れていて、自分はハンドルとエアバッグの間に挟まっていたということですそのため、肋骨を骨折してそれ以外の場所も多数の打撲をすることなり、足も潰されて骨折したということでした。

それでも一命を取り留めたのは正に奇跡としか言いようがなかったということで、車が丁度良くフロントの真ん中にぶつかったことで衝撃が均等に分散され助かったということだったのです。自分がまさかこのような目にアウトは思いませんでしたが、生きていると棺桶に入りかけることもあるのだなと感じました。

相手の方も怪我はしていましたが自分よりも程度が軽く、不幸な事故だったと水に流し後は保険屋に任せることにしたのです。その後は順調に回復し、多少歩きにくくなったという後遺症が残りましたがあれだけの事故で生き残れたのであればそれだけで丸儲けだと思いました。

2つ残念な事は飼っていた犬(カレン)が亡くなりました。隣人の仲の良いお婆ちゃんが亡くなりました。こんなタイミングで不幸がかさなり、自分の代わりに逝ってしまったのだと考えています。