嫁いだ先は、義姉も凄かったが、お金に関しても、これまた凄かった。


かなりの資産家で、会社も経営しており、お金がないわけではない。


それでも、嫁には渡せないのだ。


家族7人、米や酒、調味料は瓶で買うし、ある程度野菜は、曽祖父と曾祖母が作っている。。。


とはいえ、この家族の三食の食事を、一か月20,000円で賄うなんて・・・


本当に大変だった。


だって、私たちはまだ若かった。


肉だって食べたいのだ。


それでも、20,000円以上は食費には回してもらえず、かなり節約して、工夫していたような気がする。


お金に、かなり執着し、お金に振り回される人生のような気がする。


夫は、お金に関しても何も言わない。


我慢してやってくれ。


それだけだった。


自分は、会社のお金で好きなものを購入するのに・・・


夫は、自分にお金がないわけではないので、その苦労すら知ろうとしないのだ。


お金がない。


つまり、使えるお金がないのだ。


それに、私は自分で働いていたので、給料を頂いている。


が、しかし、そのお金の殆どを、家に入れなくてはならず、そのほか、自分で隠して貯めたお金も、義母が車を購入するときに、出してほしいと夫に言われ、出している。


やっぱり何かがおかしい。


私の感覚がおかしいのか、この家がおかしいのか・・・


わからなくなってしまっていた。