皆さまこんにちは

臓器のスーパーサブ『腎臓』大好き♡

仁子です。

 

「尿酸値、気にしてますか~?」

 

尿酸値が高くなるとどうなるか・・・

「高尿酸血症(痛風)」と言われる病名を医師から聞くことになります。

尿酸が高くなるとそれらが関節などに溜るので主に関節に痛みを感じます。

大きな体のナイスミドルな男の人がその痛さに悶絶している姿は

もはや「見慣れた光景」でもあります。

どうもすみません・・・

 

最近、肝臓の手術をした患者さんIさんが

「足が痛くてリハビリをしたくない。」と言っていて離床が図れない。

と、新人看護師が私のところにやってきました。

 

新人看護師と患者さんのところに行くと

足を床につけるだけでビリビリするそうで、痛風持ちではない。

「腹も(手術創)痛いのに動け動けと言われて頭にくる」とのことでした。

 

なんででしょう・・・

んー、んー、んっ?

電子カルテで検査データー確認すると

腎機能が下がっており、

尿酸値がすこぶる高値を示していました。

 

「痛風発作」を生じていたんですね。

それはそれは痛かったでしょうね・・・

入院中で、プリン体の高い食品やビールは飲んでいないはず・・・

となると、腎機能低下が問題です。

 

 

本来、腎臓が不要な尿酸は排泄してくれますが、

あまりに高いと腎臓の中にある工場のパイプを詰まらせてしまします。

パイプが詰まると(尿酸で)材料(血液)が運ばれません

結果、腎虚血に傾きます。

 

その結果、

腎臓のパフォーマンスが下がり、腎機能障害が助長されます。

原因はまだ「これ」というのがない分、早く対処しなくてはなりません。

 

患者Iさんは仮にも肝臓切除したばかりなので

肝臓とパートナーシップを結んでいる「腎臓」としても

解毒、ろ過、排泄を通してバックアップしています。

 

腎臓まで弱らせてしまうリスクは避けたいですね。

 

みなさまは

肝臓を切ったわけでもありません。

 

痛風発作は起こる前に必ず予兆があります。

・足のどこかがピリピリとした感覚がある

・足の裏がしびれるような違和感がある

・足の関節が腫れている気がする

 

などの間欠的な症状(出たり消えたりすること)です。

 

放置することでどーん!と

痛風発作はやってきます。

 

なので、予兆に心当たりがある方は

・暴飲暴食を避ける(カロリー過剰、肉類、魚介類)

・お酒を控える

→お酒に合う食品が尿酸が高いのです。

・適度に運動

・ストレス発散する

ことに集中しましょう。

 

そして、腎臓を助けると思って

・水分補給(水、緑茶、ハーブティなど)

・尿酸排泄にはビタミンCを多く含む食品を摂取する

(野菜ならキャベツ、イモ類、くだものなど)

をバランスよく摂取しましょう。

 

尿酸値も制して

「腎臓も元気!」に過ごしましょう♡

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

仁子でした。