ジンカケンさんのブログ
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日記再開

気付けはアラフィフになっていました。

前回の投稿からだいぶ時間は経ちましたが,自己満足のブログをこれからも展開していきます。アラフィフになってくると健康問題が気になります。そんなこと全く考えなかった日々が懐かしい!!

基本情報技術者

 ブログを前に書いてから2年が経過した。その間に40代へと突入していた。

 

さて,少し前の話になるが4月に20代から取得したいと思っていた資格試験

 

を15年ぶりに受けてみた。過去に2回受験していずれも不合格である。

 

当時はアルゴリズムとプログラミングができなかった記憶がある。

 

その後基本情報技術者試験に表計算分野が追加され普段エクセル

 

を使うこともあり一度受けてみようかなと思っていた。実はもう40歳を

 

過ぎていながら情報科の高校教員になりたいという思いを持ち続けて

 

いる。過去に情報科で採用試験を4回受験したが3回1次不合格,

 

1回2次不合格であった。そのとき感じたのが専門教科の筆記テストが

 

できていなかったということであった。今年も情報科の採用試験を

 

受験するので,その前哨戦という位置づけでもある。

 

 試験会場に到着すると,受験する人たちが自分の受験番号を見ながら

 

教室を確認している。私も確認し,席についた。周囲を見渡すと受験者は

 

30名ほどおり,20代くらいの受験者が多く,40過ぎたおっさんは

 

私くらいではないだろうか。

 

 午前の試験がスタートした。今までの業務やインターネットで得た知識と

 

読解力で解いていく。答えがわからなくても消去法で2択くらいまでしぼって

 

からあとは直感を頼りに解いていった。制限時間の30分前に退室した。

 

 午前が終わり,「うーん,微妙だな」と感じた。近くの飲食店でラーメンを

 

食べた後スマホで午後問題をチェックした。できることは限られているので

 

SQLの問題のみをチェックした。

 

 午後の試験がスタートした。午前よりも考えなければならない問題が当然

 

増える。選択問題はデータベース,ネットワーク,ソフトウェア設計,

 

経営戦略・企業法務,表計算とした。

 

 こちらも今までの経験と読解力,数学の力を駆使して解いていく。

 

表計算の問題は関数名がエクセルと違うので冊子の最後にある

 

解説を読みながら解いていった。時間がぎりぎり足りるか足りないか

 

というところで終わった。

 

 午後の試験も,「うーん,微妙」と感じた。

 

 後日,解答が発表され,午前と午後の答え合わせをしたが,午前が62%,

 

午後が60%くらいだろうか。午前はクリアできたと確信したが,午後は

 

配点がわからないので発表の日が待ち遠しかった。

 

 結果は合格。午前午後共に60点をちょっと超えた点数であった。

 

40を過ぎても試験に合格すると嬉しいものである。

永遠は存在しない

 今年もまた夕焼けが美しくなる時期になってきた。夕焼けには多くの思い出がある。先のことも考えず毎日近所を遊び回っていた小学校3年生の頃,夕焼けは一日が終わりに差し掛かっていることを知らせる象徴であった。両親がいて,兄弟がいて貧乏だったけどその中で自由にやらせてもらっていた。当時はいろいろ不満があったけど,今振り返るとありがたいと思う。14歳のとき1991年8月4日に見た夕焼けは本当に美しかった。夕立のあと,一面の雲が真っ赤に染まり,東の空を見ると虹が輝いていた。10分程度の非日常の時間が永遠であって欲しいと思った。この日から夕焼けにこだわるようになったが,それからというもの確かに美しいが同時に激しい虚しさを感じるようになった。この虚しさはなぜか。ずっと考え続けて5年半後に一つの結論を得た。当時の自分はこの美しい夕焼けは100年後,1000年後,10000年後も西の空で輝き続けている,しかしながら自分という存在は有限であるということを感じ取ったのだろう。それからずっと苦しかったけど,自己存在の有限性を受容してからは今この瞬間,この時間はかけがえのないものだから大切にしなければならない。そう考えるようになってずいぶん楽になったと記憶している。だが,当時はその一方でこの感覚が衰えていくことが遠い未来にあることからそれ以上のことは考えなかった。
 4年前に親父が亡くなって,次は自分の番だなと感じて,子どものころに感じていた「永遠」というものは存在しないということを強く感じた。今まで考えもしなかったことを考えるようになってきた。


 

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