おはようございます。

鹿児島の社会保険労務士法人人事アップ、社会保険労務士・人事コンシェルジュの岩切勝造です。

熊本での丁稚奉公は、たった2年間でした。

でも、この2年間で本当にたくさんの仕事を経験させていただきました。

社会保険や労働保険の手続き。

給与計算。

顧問先への同行。

そして、私にとって特に大きかったのが、

就業規則の作成です。

2年間で20本以上の就業規則を作った

今考えても、これはすごい経験だったと思います。

実務経験ゼロで入った私が、

2年間で20本以上の就業規則を作成しました。

もちろん最初からできたわけではありません。

とにかく、

見て覚える。

先輩がどう作っているのか。

どんなところを確認するのか。

会社によって何を変えるのか。

分からないことは調べる。

そして実際に作る。

そんなことの繰り返しでした。

しかも、就業規則を作って終わりではありません。

作成した就業規則を、

従業員の皆さんへ説明するところまで任せてもらいました。

今考えると、実務経験のない人間にここまで経験させてくれる事務所は、なかなかないと思います。

副所長の説明会を見て衝撃を受けた

その中でも、今でもよく覚えているのが、

副所長の就業規則説明会に同行させていただいたことです。

これが、

本当にすごかった。

従業員の前に立って、就業規則を説明する。

ただ条文を読み上げるわけではありません。

分かりやすく説明して、質問にもその場で答える。

私は横で見ながら、

「すげえな……」

と思っていました。

そして、

カッコよかった。

単純に憧れました。

「社労士って、こんな仕事をするんだ」

「自分も、こんなふうになりたい」

そう思いました。

今でも、一番すごい社労士だと思っている

私はその後、17年以上この仕事をしています。

開業して、いろいろな社労士の先生とも出会いました。

たくさんのすごい先生を見てきました。

それでも、

私がこれまで出会った社会保険労務士の中で、

副所長は、おそらく一番すごい社労士だった。

今でも、そう思っています。

知識だけではありません。

お客様への対応。

説明する力。

判断する力。

仕事のスピード。

そして、社労士としての立ち振る舞い。

当時の私には到底できないことばかりでした。

だからこそ、

間近で見ることができたこと自体が、大きな勉強でした。

本を読んでも分からない。

研修を受けても分からない。

実際にすごい人の仕事を、すぐ隣で見る。

そして、自分でもやってみる。

失敗しながら、また覚える。

これが丁稚奉公の一番の価値だったのかもしれません。

2年間で20本以上の就業規則を作ったことも大きかった。

でも、それ以上に、

「こんな社労士になりたい」

と思える人の仕事を、すぐそばで見ることができた。

これは、私の社労士人生にとって本当に大きな経験でした。