これまでに回っている寺社のブログを書かなきゃ、ずいぶん溜まってるな〜って思っていたのですが、この度父が思わぬ他界をしてしまいました。ですので、溜まっている分はもう少し遅く書き出すことになりそうです。

 

 

 

昨日が父の通夜、今日が葬儀・告別式でした。

喪主だったこともあり、正直昨日からめちゃくちゃ疲れ果てましたあせる

 

 

じゃ、なんで今日書いているの?って自分でも思ってしまいますが、

夜になり少し元気が戻ってきたので、備忘を兼ねて記しておきたい気持ちになったからです。

 

 

 

同じようなことがあるかもしれませんので、わずかながら見てくれている方々だけでもそんなことがあるんだな〜、って思ってもらえればいいとおもって書いていきます。

 

 

 

 

 

出張先で突然、個人の携帯がなり始めました。どうせよくある、勧誘系の電話だろうと着信を確認すると、普段はまったく連絡を取り合ってない弟からの着信でした。

 

 

 

 

 

 

私「おう?どうしたん?」

弟「お久しぶり!いや、警察から電話があって、親父が死んだって」

私「あん?なんで?」

一瞬でいろいろなことを考えました。

自殺?事故?自暴自棄?まさか他人の恨みを買って、なにかあったのか?

弟「いや俺もわからんけど、警察に呼ばれたから行ってくるわ。だから兄貴も来れたら来て」

私「わかった。でも今出張やけん、切り上げて帰っても夕方やわ」

弟「うん。気をつけて!」

 

 

 

この時点では何もわからなかったので、もしかして人違いの可能性もあるのかな?って思ったりしてたので、出張先では詳しいことは言わず、ただ早く帰らないといけないということを先方に伝え急々に地元に帰りました。

 

 

 

 

道中が何時間もかかるので、電話で警察とやり取りしながら帰りました(運転手はしてません)。

聞くと、次のようなシチュエーションで亡くなっていました。

・階段に座ったまま亡くなっていた

・死後2〜3日経過

・争った形跡や本人が苦しんだ形跡なし

 

 

 

残されていた免許書と、現在の顔が違いすぎるので、本人確認が必要と言われました。写真判別できない場合は、DNA鑑定をするので引き渡しがさらに数日遅れるという話もありました。なぜ違いすぎるのかといえば、ヒゲを伸ばして仙人のような出で立ちだったからのようです笑

 

 

 

 

 

 

翌日、言われていた時間に警察署を訪れました。刑事さんいわく事件性もなく事故でもない、とのこと。苦しんでもがいたあとがないということなので、すんなり逝けたのだと思っています。

 

 

 

本人確認はどうやってやったかというと、採取した指紋と警察に残されていた指紋が一致した、ということでDNA鑑定はせずにすみました。

 

 

ようするに交通違反切符を切られて指紋を取られていたので、それと符号した模様です。聞いてなかったですが年に1回ほど軽微な違反をしていたよう無気力

 

 

真夏の中で3日程度しか放置されていないにもかかわらず、すでに腐敗が始まっていたということで、最後まで顔は見られませんでした。透明ではないビニール袋に包まれていました。まず火葬を確定しないといけなかったので、通夜や葬儀が確定しなかったのですが、無事予定どおり火葬を済ませ、その後通夜に突入です。(骨葬というそうです)

 

 

 

通夜ではしっかり説明しないといけないシチュエーションが10分おきに訪れます。紙に書いておいて、事前に読んでおいてほしいくらい笑いつのまにか要約がプロレベルまで昇華されますよ。

 

 

お通夜が終わり、みなさん解散した後葬儀場スタッフのかたより「明日のスケジュール確認」として、10:30から親族記念撮影があると知らされる衝撃。。。

後追いで兄弟の方々に電話をするも、22時前だから出るはずもなく・・・。まじかー。誰にも言ってないしー。

 

 

 

 

 

結局10:30に一度撮影したあと、お寺さんが遅れてくるということになったので再度撮影となりました。なんか色々繋がってんなーってまじまじと思いました。

※お寺さんが遅れたのは、一昨日11:30で聞いていたのに、昨日の段階で忙しいから無理!ということで12:00になったため。色々難しいですねアセアセ

 

 

 

お経を唱えるお坊さんのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

 

 

 

 

 

最後、出棺がないのでお花をいれることがありません。多くはない参列者の方々になるべく多くのお花を持って帰ってもらいました。生花は生のパワーがありますしね。

それでも余った分を家に持って帰りましたよ。今は家の中花だらけです笑

 

 

 

 

 

ちなみに火葬前の朝、弟と家に行きました。お隣様に挨拶にいったのですがあいにく不在。鍵が閉まっていたので、私は少し窓が空いているところの外から般若心経を唱え、「一緒についてきて!」と言いました。こうすることで、自分で亡くなった意識のないひとはわかるらしいので。きっとついてきてくれたはず。

 

 

 

 

これから光のみえるほうに歩んでくれると、信じています。

きっと30年前になくなった母や親族の方々が、迎えにきてくれているはず。

 

 

 

 

 

葬式までみんなと違うっていう、

結構天邪鬼な親父らしい、往き方だと思いました。

いろいろな表情の若い幽霊のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや