「スピルリナ」についての覚え書き | Jinのきままなるツーリンング日記

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2014年世界一周ツーリングをめざして切磋琢磨の日々を記録

スピルリナ(Spirulina)というサプリメントのことを読み、興味を持ったので、おぼえ書き。
白髪が改善される、ミトコンドリアを活発化させる効果があり、男子機能も強化されるとの
記事もある。もう、これ以上要らんけど。(笑)

スピルリナ(Spirulina)は、藍藻綱ユレモ目の幅 5-8μm、長さ 300-500μm ほどの「らせん形」をした濃緑色の単細胞微細藻類です。約30億年前に出現した原核生物の仲間で、現在でも熱帯地方の湖に自生しています。

スピルリナの特徴は、豊富な栄養素が含まれていることと、その消化吸収性が高いことです。タンパク質や約60%を占めており、ビタミン、ミネラル、多糖類、クロロフィルなどを含みます。中でも、カロテノイド系色素のベータカロテン、ゼアキサンチンを多く含み、その抗酸化作用が注目されています。

近年、「スピルリナが健康によい」という科学的根拠が解明され始めました。NASAでは、「1キログラムのスピルリナが1000キログラムの野菜・果物の栄養価に匹敵する」と発表し、長期宇宙滞在者の食物として提供しています。

最近の報告によれば、スピルリナは免疫調整、抗疲労、放射性被爆の予防に有効であるといいます。ロシアでは実際に、放射線障害の治療に取り入れられています。

チェルノブイリ原発事故の際には、放射能汚染から子供たちを守るために用いられました。放射線の影響を最小限にとどめるとともに、免疫機能の増強の効果を期待し、1日5グラムのスピルリナが45日間配布されました。

ミンスクの放射線医学研究所が調査した結果、効果は期待通りで、免疫の増強と放射能の減弱が確認されたと報告されています。

又、マウスを使った実験で、スピルリナは、致死線量のコバルト60の照射後、造血幹細胞を活性化し、マウスの生存率を高めたという報告もあります。

スピルリナが放射線障害に有効な理由は、その強力な抗酸化作用と免疫調整作用にあると考えられています。

スピルリナに含まれているベータカロテンは放射線を吸収してくれるようです。

スピルリナとクロレラに関する英文の文献。

Spirulina saved children from radiation sickness after the nuclear meltdown in Chernobyl. Over 160,000 children and 146,000 clean up workers became victims of radiation sickness. A British company, Earthrise UK, sent shipments of spirulina tablets and powder to medical clinics in Belarus to treat children suffering from radiation sickness. By taking 5 grams of spirulina daily, in 45 days the Institute of Radiation Medicine in Minsk, Belarus, found that the children showed strengthened immune systems and T-cell counts and reduced radioactivity.

In particular, spirulina reduced urine radioactivity levels by 50% in twenty days. Even when some children suffered advanced levels of radiation sickness, spirulina was responsible for many areas of health restoration. Based on the Institute of Radiation Medicine in Minsk, the Belarus Ministry of Health concluded that spirulina accelerates the evacuation of radionuclides from the human body.

Chlorella is the most researched algae in the world and there are countless studies that show chlorella has a radio-protective effect to gamma-ray induced chromosomal damage. Although there are numerous nutrient benefits in chlorella, it has the highest concentration of chlorophyll content than other well-known superfoods. According to information provided in the book, “How to Support the Body’s Healing after Intense Radioactive or Radiation Exposure,” chlorophyll-rich diets increased the survival rate of experimental animals after given lethal doses of radiation
(意訳)

・スピルリナは、チェルノブイリ原発での事故後、放射線病からたくさんの子供たちを救った。
・イギリスにある会社が、放射線病に苦しむ子供たちを救うために、スピルリナをベラルーシにある診療所に送りました。
・ミンスクにある研究機関は、5グラムのスピルリナを毎日摂ることによって、45日間で、免疫システムを回復させ、体内放射線量を減少させたのを確認した。
・特に、スピルリナは尿の放射能レベルを20日間で50%減少させた。
・高レベル放射線に被ばくした子供さえスピルリナは、健康回復の効果があった。
・ベラルーシ保険省は、スピルリナが人体から放射線核種を排出させるとの結論を下した。
・クロレラがガンマ線に誘発された染色体損傷に防護効果を持っている無数の研究発表がある。
・動物実験で、致命的は放射線量を与えた後に、クロレラを与えたところ、その生存率が増加するのが確認された。