いよいよ、オーストラリア行きが明後日の出発と迫ってきた。
このオーストリアツーリングの計画をしたのが2月14日だったが、あっという間
に2ヶ月以上が過ぎてしまった。本当に時間の経つのは速い。
携行品のパッキングをして、気になり始めたのが以前購入したパンク予防剤の
液体である。
ネットで調べると、どうも危険物の対象になる可能性もある気がしてきた。
石油を原料とした液体だから燃えやすいに決まっている。
以前、知らんふりして、ライターとガスボンベをトランクに入れたら、きっちりX線
で検査されたらしく、搭乗口で預けたはずの自分のトランクと対面してビックリ
した事がある。それで、中を開けさせられて没収されてしまった。
やはり、よく調べる必要があると、色々と検索して国土交通省のページにたど
り着いたが、サイトを見てもよくわからない。
まず、メーカーに連絡して成分表や成分安全データー(MSDSというらしい)をFAX
してでもらった。そして、直接、国交省に電話で問い合わせることにした。
窓口は国土交通省航空安全課運送技術第一課というところだった。
航空法というのは世界的な統一基準らしく、危険物の判定はMSDSを基準とすると
のことだった。
幸いにもこの製品は航空規制及び海上規制で非危険物となっていた。
担当者の話では航空法で非危険物となってさえいれば、問題なく海外に持っていけ
るとのことだった。
ただし、オーストラリアの通関で、何らかの独自規制はあるかもしれないので、正直
に申告して判断してもらうしかない。