今回はもう一つおすすめ。
「28日後」
面白い。
「バイオハザード」とかぶるかと思いきや、かぶるかぶる。
かぶったまんまで突っ走るのかと思いきや、外れる、外れる。
何がはずれかというと、あの始まりはハリウッド映画かと勘違いしちゃうわけですよ。「バイオ・・・」が先行してるから。
基本B級なんだな。(マイケルパレが好んで出るのはD級ですからね)
なんだか、ハリウッドに媚びきれてないカメラワークがいい。
やりたいんだろうけど、本当は。
化け物が光の灯った家へ飛び込んでいくときのストレッチのまあ、荒いこと。
居残った人たちが立てこもる場所がいつも城跡。
これがスコットランド、イングランドです~、と言いたい。
元々スコットランドが舞台だから、「ハイランダー」にも似た匂いがある。
いわゆるゾンビものなんだろうけど、ゾンビでもない。
かな?「バイオ・・・」とプロットは酷似しているんでは?
結局60点。
でもラストでカメラいっぱいの翻る旗がふわりと下がると、向こうに笑顔の主人公が。
この画の美しいこと。これだけで、この映画はもういい。旗を重鎮する国民のなせる業。
これだけで78点いっちゃう。
ちなみに作品はスタイリッシュな方。
「ONE TAKE ONLY」ほどではないけど。