L-1グランプリ決勝戦。
勝てなかったけど、ライブは間違いなく楽しかった。
そもそも、「最高の15分」というコンセプトが公表されてて、
「勝つこと」が全てじゃない、ということが示唆されてたし
悲観的な結果じゃないことは分かってるんだけども、
なんとなく、帰結しない感情が漂ってる。
ただ、誰の目にも明らかなのは、
Candollや準決勝の負けとは違う、ということ。
この2つは、少なくとも「勝ち」以外の目的はなかった。
だから、どれだけ盛り上がって、楽しいライブだったとしても、
結果が付いてこなかった時点でポジティブに考えられる要素がなかった。
今回は「最高の15分」というコンセプトに相応しいステージだったから、
結果は付いてこなかったけど、悲壮感なく、会場を後にすることができた。
久しぶりに見てくれた人や、初見の方のTwitterでの評価も嬉しかった。
「負けたけど、負けてない」
これが、今回のL-1の結果だと思う。
注)
キャッチーにするために敢えてこう書きましたが、正確には
「賞はもらえなかったけど、目標の一部は達成できた」が
適切な表現だと思います。
総括的な文章はこのあたりまでにして、
ここからは、各ライブの感想を。
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■4/11(水) 予選 at 渋谷REX
<セトリ>
0.戦闘配置
1.アイドル STAR WARS
2.なんで?
3.お祭りJAPAN!!告白NIGHT
ですラビの集客は30人くらいやったかな。
セトリはCandoll決勝と同じ。
セトリなりの盛り上がりはあったけど、
それ以上でもそれ以下でもなかったような印象。
#間違いなく楽しいセトリなんだけど、
#同じような盛り上がり方の3曲なので、
#個人的にはセトリとしてはあまり好きではない。
「3組抜けだし、それなりに人集まるだろうし、まぁ大丈夫かな」と思ってたら、
ぎりぎりの3位だったという結果を知らされて、だいぶ焦った記憶がある。
#最終的にこの日の出演者(5組)のうち、
#4組が決勝に残るというとんでもない激戦区だったわけですが、、、
■6/5(火) 準決勝 at 青山RizM
<セトリ>
0.戦闘配置
1.うさぎストリーム2
2.なんで?
3.アイドル STAR WARS
前回は3組抜けで、今回は1組抜け、ということで、ピリピリした空気感はあった。
メンバー/運営もしっかりと意志を表明してくれて、ヲタクも気合い入ってた。
#箱がRizMという点だけが最後まで腑に落ちなかったが...w(キャパ的に)
ライブはいきなりの「うさスト2」でテンションを引っ張り上げて、
「なんで?」で巻き込む空気を作り、
「アイドル STAR WARS」で大団円的に締める、という完璧な15分。
箱の狭さと、こちら側の気合いが相まって、めちゃくちゃ盛り上がった。
言ってしまえば、決勝戦よりも盛り上がったと思う。
#決勝は「何が何でも勝つ」ではなかったけど、
#準決勝は「勝つ」しかなかったから、気の入り方も違ってたとは思う
この日の集客は80~100人くらい?
この集客でさすがに負けるとは思ってなかったが、まさかの2位。
いつもどおり飲みに行っても、言葉が出てこないくらいの重い雰囲気で、
「負けるって辛いなぁ」と当たり前のことを2年前と同じように思った。
■8/12(日) 決勝 at 新宿ReNY
<セトリ>
0.戦闘配置
1.お祭りJAPAN!!告白NIGHT
2.恋する季節
3.アイドル STAR WARS
コンセプトは「最高の15分」。
「お祭り」が始まった瞬間は、
・意表を突かれた感じが20%くらい
・ここから盛り上がっていくぞ、という感じが70%くらい
・「あれ?じゃ、セトリの締めは?」という感じが10%くらい
をブレンドしたような気持ち。
ジャンプ禁止だし(ジャンプしなくても揺れるからいちいち気になるし)、
圧縮かかると危ない状況だったからその辺も気になってたし、
正直、ライブに集中できてはいなかった。
「恋する」が流れたときは、嬉しかった。
もう少しちゃんと書くと、
僕はこの手のイベントでは、
「ボーカルを聞かすことができる曲」が絶対強い、
とCandollの決勝の前から思っていたんだけど、
あのときは「恋する」をやらなかった。
その点が勝手な消化不良だったので、今回は聞けて嬉しかった。
#ちなみに、この観点だと「WASABI」も強いと思ってます。
間奏の煽りで、柚が、愛実ちゃんの歌い出しに重なるくらいまで煽ってたのは、
いつも以上に気持ちが伝わってきた。
ただ、「横移動のときの柵をどうしようか」ということが気になって仕方なかった。
(柵の間を全員で通るのは危なそう、いっそのこと柵乗り越える?
いやいやいや、投票系のイベントなので、
周りに迷惑が掛かる手段はいつも以上に自重すべきだよなぁ、、、みたいな)
そして「アイドル STAR WARS」。
ぴょんぴょんが始まった瞬間に、
係員が「ジャンプ禁止」のボードをより高く掲げるのが目に入る。
「ジャンプはしてない!」と強く思いながらも、
揺れてるのは事実なので、止められたらどうしよう、と再び気になる。
この曲は、柚が「まだまだ大人にはなりたくない」のところで、
腕をグルグル回して煽ってくれて、
それに応えるのがものすごく気持ちよかった。
最後の「デスラビッツです!」が終わり、
緞帳が降りてくるときは多幸感に溢れてた。
いろいろあって、ライブに前のめりになれてたわけではないんだけど、
それでも最高に楽しかったのは、
特別な舞台で、たくさんの人が居て、
それに向けてカスタマイズしたパフォーマンスが見れたからだったと思う。
セトリ観点だと「なんで?」を外したことと、
古い曲ばかりになったという点が議論を生みそうな気もするけど、
「なんで?」は「お祭り」と「ISW」とポジションが重なるので、
外すのは止む無しだと思う(ジャンプも禁止だし)。
古い曲ばかり、というのは確かにちょっと寂しい気もする。
入れるとしたら「スト2」「ランド」「WASABI」くらいが候補かと思うけど、
前者は準決勝でやったし、後者は跳ねるから、これも止む無しかな、とは思う。
「WASABI」も「恋する」と比べちゃうと弱い気もするし。。。
#そもそも最近の曲は、強い曲(=野球で言うと決め球)ではなくて、
#幅を広げるための曲(=カウントを取るための変化球)が多いから、
#「最強の15分セトリ」に組み込むには向いてないように思う。
結果は、先に書いた通り、賞はもらえずだったけど、
飲み会でも特に悲壮感なく、楽しかったとみんな言っていたし、
みんなで一つの目標を目指した、ということも今後きっとプラスになる。
#ちなみに、飲み会の参加人数は42人でした。
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いつものように、よく分からないまま走り出したイベントで、
結局今回も優勝はできなかったし、準決勝のときは相当凹んだし、
積むとか積まないとか余計なこともたくさん考えることにはなったけど、
最終的には最高に楽しかった。そんなイベントでした。
#そういえば結局公開しなかったブログ、
#タイトルは「L-1について本気出して考えてみた」なんですが、
#下書きとしては残しているので、もし読みたければ声を掛けてください。
#公開しなかったのは「文章だけで一人歩きされると誤解を招きかねない」と
#判断したことが理由なので、僕の近くで読んでもらう分には問題ないので。