この初夏は、森の地図を巡るスタンプラリーをしてみました。
いつでも行けると思うと、行ったことがないところは行かず、
一度でも行ったことがあると、なかなか行かないものです。
スタンプラリーをしてみて、行ったことがないところにも行くことができ、
なんだか得した気になれました。
森の地図スタンプラリーは、深大寺町を中心とした周辺地域を巡るものですので、
改めまして、陸の孤島でも、
武蔵野の自然を味わう良さ、この地で人生を歩んだ方々の時代を感じました。
このような企画をご用意下さった皆さまに感謝いたします。
スタンプラリーが設定された11箇所の内、私が巡ったのは
以下の8箇所です。
1、武蔵野公園
チューリップが綺麗に咲いていました。
スケボーをする方が多かったですね。
専用の台等もあって、多くの愛好家が集って
いらっしゃいました。
武蔵野公園
http://musashinoparks.com/kouen/musasino/
2、野川公園
野川沿いに長細い公園
過去に行った事があるんでしょうけれども、
物心がついていない時だと思います。
多くの子ども達が川遊びに興じていました。
野川公園
http://musashinoparks.com/kouen/nogawa/
3、調布飛行場
今年新しくなったばかりの空港建物
東京都内の諸島への窓口ですね。
丁度飛行機が到着していました。
新しく綺麗な開放的な展望室で、
居心地が良かったです。
調布飛行場
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/rito/tmg-airport/chofu/
http://www.central-air.co.jp/news.html
4、国立天文台
太陽の黒点観察から、暦まで。
天文から時間まで、
太古から人間の生活とは切り離せない情報の
取り扱いの凄さを感じます。
ここで『理科年表』も発行されておりますね。
国立天文台
http://www.nao.ac.jp/
5、神代植物公園
なじみ深い植物公園
小さな頃は、どこに何があるか、結構覚えておりました。
当時はつくしんぼがニョッキリ出て来るのが楽しみでした。
北側の通りでしたね。ほぼ毎日眺めておりました。
なにせ昔は無料でしたから。
本当によくお手入れされている公園です。
ピクニックよし、デートよし、一人歩きよし。
いろんな方がいて、懐の深さも感じます
神代植物公園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html
6、三鷹の森ジブリ美術館
最近この場所が三鷹だとようやく思えてきました。
ジブリ美術館は吉祥寺通りの西側、
下連雀にある印象が強かったんです。
実際は東側ですけれども。
南北に通る吉祥寺通りの東が武蔵野市、西が三鷹市みたいな印象。
住所の井の頭は三鷹市ではあるけれど、
井の頭公園は武蔵野市である印象がなぜかとても強い。
井の頭公園から続いた土地にあるから。
吉祥寺から見過ぎなんですね、きっと。
考えてみれば、井の頭公園の七井橋を渡れば、三鷹市。
そんなことはお構いなしに、外国人観光客がバスを乗り降りしておりました。
日本アニメの巨匠の殿堂であることに変わりはないのですね。
三鷹の森ジブリ美術館
http://www.ghibli-museum.jp/
7、三鷹市山本有三記念館
初めて入りました。
設計者不明の洋風建築。
基督教の影響を受けた人が建て、
後に山本有三の手に渡り、
戦後に米軍に接収され、
山本有三に戻され、
三鷹市がこども文庫として使用し、
文庫を図書館に移して
記念館とする。
なんとも興味深い経歴を持った洋風建築でした。
三鷹市山本有三記念館
http://mitaka.jpn.org/yuzo/
8、武蔵野市立吉祥寺美術館
伊勢丹の場所と言ったら、もう昭和の人扱いなのかもしれませんねぇ。
可愛らしくも時代を感じさせる画風の佐々木マキさんの展示が行われておりました。
佐々木さんワールドはまた奥行きがあって面白いと思います。
武蔵野市立吉祥寺美術館
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/
今回のスタンプラリー、森の地図で巡るところは、
自然と芸術が交差するところが多くて深みも感じました。
武蔵野の持つ自然、三鷹の持つ江戸時代徳川家の雰囲気、
多摩の持つ古代の響きと行政区域と人々の気質。
その他、何層にも織りなされた象徴的な言葉から、
照らし出されていくこの地域がほんのり優しく浮かび上がり、
日々の生活に張りを与えてくれている感じがします。
※ご参考
武蔵野コッツウォルズ 森の地図・スタンプラリー
http://musashino-cotswolds.jimdo.com/ スタンプラリー/