深大寺北町の小径を歩いていると…。
いきなり足下に現れた蟷螂(かまきり)。
斜に構える蟷螂。
写真を撮ろうとすると、グングンこちらに
立ち向かって来ました。ニャロメ。
しかしながら、最後は草むらに向かい、
スタコラサッサと走って行きました。
種類は何カマキリだろう?
色と形から、ハラビロカマキリと思えましたが、
ハラの大きさと茶色い筋が入っていると思ったけどよくわからなかった。
コカマキリで緑色のやつがいれば、それかなぁ。
オオカマキリの大きさではないのだが、
これから脱皮して大きくなることはないよなぁ。
小さい頃、無花果(いちじく)の木に止まっていた、
20㎝大の巨大オオカマキリを捕まえて喜んでいたら、
その鎌で指をザックリやられたことがあります。
普通は後ろから逆三角形の頭のすぐ下の首のところを指でつまんで
持てば大丈夫のハズですが、鎌が大きく、稼働範囲が大きく、グルーンと後ろに回され、
首をつまんでいる指にザックリ絡まれ、鎌の先のギザギザが指に刺さって抜けなかったのです。
カマキリごときにやられている自分が情けないし、血は出るしで、
鎌を指に絡めたまんま、オオカマキリの奴はこっちを睨んでるし、
生かしてやろうと思っていたから、
男の子としては、かなりのショックを受けたものでした。
それ以来、オオカマキリはスルーして、
ハラビロカマキリか、コカマキリは遊ぶということになりました。
でも大人になってからは、まずさわらなくなりましたねぇ。
ちなみに、ザリガニも持ち方はほぼ同じですがザリガニに、挟みでグルーンと後ろに回されて
挟まれた記憶はありません。
カマキリをみる度に、小さい頃の体験が思い出されるのです。