この度、iMacを購入することになった。
購入場所は家電量販店。
モデルは2017、21.5"、4K、Fusion Drive。
数ヶ月に渡り夫と協議を重ねた結果の購入なので、納得の行く買い物だった。
せっかくなので、購入に至る紆余曲折を記す。
事の発端は、一年ほど前に遡る。
我が家のMacbook Pro(2011 late)をHigh Sierraにアップデートしようとしたところ、起動しなくなってしまったのだ。
6年以上働いたので、寿命だったのだろう。
(事実、このモデルはMojabeへのアップデートも打ち切られたため、遅かれ早かれ交換の時期だったのだ。と、言い聞かせている。)
当時、Macbookの使用頻度は数ヶ月に一度にまで落ち込んでいた。
我が家は夫婦ともどもデジタルガジェット大好きで、Mac以外にもiPhoneはもちろんのこと、各人個人所有のiPad、androidタブレットがゴロゴロしていて、PC作業はほとんど必要としていなかった。
動画を見たいときはTVで見られたし、音楽はiPhoneからBluetoothスピーカーで聴けたし、echo dotも3台ある。
印刷したいときはiPhoneからwifi接続したプリンタで出力することがほとんど。
そのため、Macbookがなくなってもさほど不自由はなく過ごせた。
だが夫は家電量販店に行くたびに、「Mac欲しいなー」とは言っていた。
私はそのたびに「そんなに使わないでしょう」と軽くあしらっていた。
我が家は夫よりも私のほうがPC関連に詳しく、その私が必要ないと言っているのだからと、夫の訴えは退けられ続けていた。
その頃の夫のターゲットはMacbook Pro 13"だった。
私は目が悪く、小さい画面に向かって背中を丸めてPCに向かうのは苦痛だったこともあり、「いいよー、いらないよー」と言い続けた。
潮目が変わったのは先月。PayPay還元祭りの時だった。
夫はやはりMacbookを欲しがっていた。
私もこのチャンスなら買ってもいいかな、と心が傾いていた。
私は態度を軟化させて、iMacとMac mini、Macbook air、更にはWindows PCも比較対象に上げ、夫に対して
「本当に欲しいのなら、真剣に選んで、どのモデルがいいのか考えてから買おう。買うこと自体はいいよ。」と提案した。
何が欲しいのか夫に選んでもらうため、私はそれぞれの端末を軽くプレゼンした。
PCを使う目的、利用頻度、価格、パフォーマンス。
いろいろな選択肢を与えられた夫は「もうちょっと考える」といい保留。
翌日PayPayの還元祭は終了した。
「まぁ。ご縁がなかったんだよ」
そんな話をして終わった。
はずだった。
しかし、今度は私の感情が変わってしまった。
夫にプレゼンするためにいろいろ調べた結果、私もPCが欲しくなってしまったのだ(笑)
そして年が明けて1月4日。
家電量販店でいろいろ見た結果、夫が出した結論は
「やっぱり欲しい!iMac27”がいい!一番安いモデルでいいよ!」
言うものだった。
据え置きで構わない、画面の大きさ、かっこよさ、Macbookに対してコスパが優れていると理由をきちんと説明したから、本来であれば買うはずであった。
だがしかし、27"は正直予想していなかった。
根本的な問題である置き場所を無視した提案にずっこけそうになった。
私は「いや、置き場所が…」と言うと、「じゃあこれ!」と言ったのがiMac21.5"の1番安いモデル。
夫はあまり詳しくないから、なんとなく使えて見た目がかっこよければいいのだ。
それはとても大事だ。わかる、わかるんだ。
だが、21.5"はHDD換装はおろか、メモリ増設すらできない。
せっかく買ったのに遅くて使わなくなる事態は避けたい。
カスタマイズしないで店頭購入するのなら、せめてHDDモデルは回避したい!!!と、私がHDDモデルを頑なに拒否したため、必然的に21.5"モデルの最上位機種となったのであった。
買うとなったら善は急げ。在庫確認して持ち帰りOKだと知ればすぐさまお会計〜。
夫はニコニコ、私は「買っちゃった…あぁ…」とうっすら後悔しながら、どでかい箱を我が家に持ち帰ったのだった。
セッティングは私。片付けは夫。
真新しいMacに電源をONして夫婦で「おぉ〜」なんて言ってこの顛末は終わり。
そんなこんなで我が家にiMacがやってきて数日。
iMacは私がほとんど専有している状態になっている。
メモリ増設できないけど大丈夫かな?とか、せっかく買ったのにあまり使わないんじゃないか?などいろいろ考えていたのがバカバカしいくらいに、私はこいつを気に入ってしまっている。
そんなこんなで我が家にやってきたiMac。
次の記事で使ってみた感想を書きたいと思う。
