『線は、僕を描く』を読み終わりました。

砥上裕將さんの作品。

初めて読む作家さんです。

この作品で第５９回メフィスト賞を受賞しデビュー。

水墨画の「線」という芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。小説の向こうに絵が見える。やさしく温かく美しい物語。

とっても私好みでした

おかげで水墨画に興味津々(笑)

悲しい出来事によりずっと自分の殻に閉じこもっている大学生が、単発のアルバイト先で出会った陽気な老人の導きにより、水墨画の世界へ取り込まれていきます。やりたいとも言っていないのに

ですが、水墨画は青年にすんなり溶け込んできて、心の目にたくさんの刺激を与えてゆきます。

水墨画の細かい描写や描く時の思いが分かりやすく文章となっていて、読者が物語の世界を堪能できるのは、作者自身が水墨画家であるから。

とてもいいお話でした。

この作品は映画化され、今月公開予定です。

さて、ジニョンのはなし。

ドラマ『夏休み』の撮影風景がTwitterにあがってきました

ここは韓国の南方、南海(ﾅﾒ)だそうです。

高校生役だっけ。頑張れー/

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今忙しいので、休みの日にまとめて見よー－っと！

皆さま、良い週末を

画像などお借りしました。

see you

読書[線は、僕を描く]