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ジンとの遭遇

現役オーナー美容師。
美容師って良いよね!と言われるたい。
美容師は大変?いやいや、めちゃくちゃ楽しいよ!
理容師・美容師として歩んできた経験をベースに、今は経営者として、日々の「気づき」仲間との絆、スタッフ育成の想いなど、リアルな日常をそのまま書いてます

こんにちは、ジンです。

今日は母の命日です。

 

31年前、母は急に心筋梗塞で亡くなりました。

本当に何の前触れもなく、「おやすみ〜」と言って眠ったきり、二度と目を覚ますことはありませんでした。

 

苦しむことなく逝けたのはせめてもの救い。

とはいえ当時の僕にとっては、あまりにも突然すぎる別れでした。

 

 

最後の思い出と消えない後悔

 

 

僕は当時、修行先のお店に住み込みで働いていて、

母と会えるのは年に2回くらい。

 

年頃でしたので実家にもそんなに帰ることもなかったんですよね。

 

最後に会ったのはお盆休みの時でした。

珍しく母とあちこち出かけられたのですが、それが最後の思い出になってしまったんです。

 

虫の知らせだったんでしょうか。

一緒に電車に乗ってあちこち出かけたんです。

 

そして今も心に残るのは 「果たせなかった約束」 です。

 

母から「髪の毛を切って欲しい」とずっと頼まれていました。

僕はいつも「一人前になったらね」と軽く流してしまっていたんです。

 

まさか、そんな未来が訪れるなんて夢にも思っていませんでした。

親がいつまでも元気でいるのが当たり前だと思っていたんです。

 

結局、髪の毛を切ることも、結婚した姿を見せることも、孫を抱かせることもできなかった。

あれほど楽しみにしてくれていたのに、何一つ叶えられませんでした。

 

この後悔は、31年経った今でも消えることはありません。

 

 

命日が教えてくれること

 

仏教で「命日」とは、故人を供養する日であると同時に、生きている自分自身が命の大切さを振り返る日 でもあります。

 

母との別れを通して僕は、

「できない約束はしない」

「小さな約束でも必ず大切にする」

と決めました。

 

社交辞令で「そのうちまた会おう」と言うこともできるだけ避けています。

そのそのうちは、来ないかもしれないからです。

 

人は亡くなって初めて、その人がどれほど大切な存在だったのかに気づくことがあります。

でも、その時にはもう、本人には何も伝えられません。

 

だからこそ、生きているうちに。

大切さを伝えることも、尽くすことも、感謝を届けることもしておきたい。

 

命日とは、そんなことを思い出させてくれる「気づきの日」なんだと思います。

 

 

 

 

まとめ

 

 

母が残してくれた最大の学びは、「今を大切にする」 ということです。

 

何気ない会話、日々の小さな約束、当たり前のような存在。

そのひとつひとつが、実はかけがえのないものなんですよね。

 

今日は母に手を合わせながら、

「ありがとう」の気持ちとともに、これからも人との約束を大切にし、今を精一杯生きていきたいと思います。

 

——ジンでした。