MJ
THIS IS IT を観ました
とにかく、圧倒されました。
マイケル・ジャクソンってこんなに凄かったんだ
歌もダンスもできる。
しかも、ギターリストやキーボード奏者にも自分の感性をぶつけて、
ステージを創りあげていく。
まるで、オーケストラの指揮者のように。
マイケルの凄さ、コンサートに対する情熱が、ガン!と僕の胸を打ちました。
そして、印象に残ったのは、ダンサーを始めとした共演者のマイケルへの眼差
彼らのマイケルに対するリスペクトの気持ちが表れています。
最近まで、マイケル・ジャクソンに興味がなかった人もいると思います。
僕もそうでした。
でもそんな人でも絶対に大丈夫
これまで、マイケル・ジャクソンに興味がなかったという人には是非薦めたい映画です
少し前
光る落下物を見ました。
地面も光ったように思います。
今までUFOは二回ほど見たことはありますが、
落下したように見えたのは初めてです。
ニュースでは情報が流れません。
何かの錯覚だったのでしょうか。。。
ワールドシリーズ
松井秀の活躍は凄かった。
正直に言うと、日本にいたころは私は松井があまり好きではなかった。
それは、もしかしたらアンチ巨人であった私が、巨人の選手というフィルターを外して、松井秀のプレーや人柄を直視することができていなかったからかもしれない。
それでも、敢えて言うなら、松井秀は私が好きなタイプのスポーツ選手ではないと思っていた。私が好きなスポーツ選手というのはプレーを見ていると気持ちが伝わってきて、ここぞという時に普段以上の力を発揮するタイプの選手だ。巨人にいた時の松井秀は、ホームランを打てる魅力のある選手ではあったけれども、ここぞという時に特別な活躍をするような、成績以上の魅力を持つ選手だとは感じなかった。メジャーに行ったなら、中距離打者としてそこそこの活躍はするだろうけど、そこまで目立つ活躍はしないだろうと思っていた。これは、日本人が長距離打者として活躍するのは無理で、日本人がアメリカで目立つ選手になるためには例えば新庄のように、何か成績以上のインパクトを与えるような活躍をするタイプの選手でなくてはならないと私が考えていたからだ。本塁打数の魅力がなくなったら、松井秀は本当に平凡な選手になってしまうだろうと思っていた。
しかし、松井秀は私が間違っていたことを証明した。アメリカに渡って一年目は打点こそ100打点を超えたがホームランは20本未満、打点をよく稼ぐ中距離打者という印象で、派手な活躍ではなかった。しかし、松井秀は2年目でホームラン31本を放つ。これは、本当に凄い。日本の球と比べて飛距離が出にくい球を使い、日本よりも広い球場で、プレーしなくてはならないメジャーリーグで、31本ものホームランを打ったのだ。アメリカでもホームランのを打てる魅力を持った選手であり続けたのだ。私はこの年松井秀の活躍を見ながら、何度も何度も心の中で松井秀に謝った。くだらない偏見を持って、人を、物事を見ることがどんなに馬鹿なことかを知った。それからは、松井秀のことを心から応援したし、偏見を持たず巨人の試合を観て、素直に一つ一つのプレーを楽しめるようになった。
けれど、松井秀はそれだけではなく、更に、今シーズン、本当に心の強い選手だといことを証明してくれた。ヒザの怪我で、試合への出場の機会も限られ、しかも今シーズン限りでチームをクビになるという噂が飛び交う中での一年間だった。本当にとても苦しかったはずだ。しかし、そんな逆境にもかかわらず、ホームランも28本放ち、しかも、たくさんの試合で、とても重要な場面で、仕事をしてきた。そして、今日、ワールドシリーズでの優勝に大きく貢献する大活躍だ。
野球はその試合展開や一年間のリーグ戦やプレーオフなどの展開を楽じっくり緊張感を持って楽しめるドラマ性の強いスポーツだと思う。かつて、長嶋茂雄さんは劣勢だったペナントレースで逆転するために、「メイクドラマ」という言葉を使って、チームを鼓舞し、野球ファンを盛り上げた。ワールドシリーズMVPという結末をクライマックスを迎えたこの一年の松井秀を主役としたドラマは、本当に胸を打つものだった。松井秀は記録以上の魅力を持つ感動を生みだすことのできる、ドラマの主役に相応しい選手だということが今更ながら分かった。
10年前は、松井秀の活躍を見て喜ぶ日が来るなんて考えてもいなかったのに、試合後のインタビューの松井秀の晴れ晴れとした、本当に嬉しそうな顔を見て、自然と涙が出てきた。松井秀に心の中で、ありがとうとごめんなさいを何度も何度も繰り返しながら、ただただ感動に浸った。