ユニバーサルデザインプロデューサーじん -11ページ目

ユニバーサルデザインプロデューサーじん

ユニバーサルデザインプロデュースや一組限定ユニバーサルデザイン温泉宿、著書、グルメについて語ります。

自叙伝「車いすの暴れん坊」を書くにあたって、音声を文字お越ししてくれた薄田さんが、本のレビューを書いてくれた。

ありがとう御座いますヽ(´▽`)/へへっ

いつも遠くから見ているだけの人でしたが、何の因果か気がつくと、ネット経由で送られてくる音声データを聞きながら、文字起しをすることになっていた。

主人公の米倉さんの低く野太い声がヘッドホンから流れて来ます。生い立ちの記憶から、荒くれて力任せで伸し上がる学生時代と暴走族、やくざとテキ屋に学んだ社長学と勢いよく話は進む。徒手空拳の喧嘩の中で、土下座させられ地団太を踏んだこと、女と別れて涙したこと、そんな誰もが持つであろう繊細な心象風景を期待したが、残念ながら泣き言が聞こえて来ない。

でも、生涯を棒に振る事故、車椅子生活を余儀なくさせられる大事故の後、病室で目覚めた時、そのどん底の悲しみと後悔に打ちひしがれる心模様を期待してテープから聞こえる声に耳を傾け続けたが、どれだけ耳を澄ませてみても泣き言の欠片すら聞こえて来ないのである。

挙句には入院中の破天荒な振る舞いの数々、どこまでも大胆に骨太な主人公の不敵な笑い声まで届いて来そうだった。子供の頃からの夢は、たかだか交通事故で頸椎損傷という障害を負うことくらいでは、石ころに躓いた程度の障碍でしかなかったのである。タダでは転ばず、逆に力を溜めた発条のごとく、社長になることにエネルギーは注がれていくのであった。

さて、社長になってからの思いの展開力、この時に初めて障害者となったことの意味を一つずつユニバーサルデザインという形にして行くのであるが、そのブルドーザーで土くれ押して行くような推進力がまた凄い。この人はどこに行こうとしているのか。出来上がった本を眺めながら、ふとそんなことを思うのでありました。

車いすの暴れん坊
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