能登島の朝

湖のように凪いでいる

うそのように澄んでる海で疑似餌を投げてみる

わらわら魚が集まり、突然素早い動きをするやつがいたらそれが釣れてる合図。手ごたえで合わせると、それは相当昔の魚の行動に慌てて合わせてる事になる。

その後場所を変えるんだがね、能登島も震災の影響を受けてる事を目の当たりにする。普通に出来る人が普通に行動してこそ復興って進むもんだと確信してるんだけどね、地割れやがけ崩れ、倒壊した家、落ちた瓦、剥がれ落ちた壁を見ると、とてもじゃないけど写真を撮る気もここで釣りをするって気持ちになれない。

そうそう、キャンプ場のおばさんがね、また来てねまた来てねと念を押してた。大丈夫、また来るよ。

氷見まで戻った。

ツアラーってすごいな移動能力と積載能力が。

ただ人を選ぶ。なにせ重い、乗り手のスキルと体力がいる。わしってこれを扱えるギリギリのとこに居ると思う。3日乗って3日目後半に停まり方のコツをつかみ始めた。

メシにしよう

氷見の市場のとこの食堂。超絶メジャーなのでまあいいかなって。

なめてた、めっちゃ美味い。鰆の炙りバチくそ美味い。土鍋の味噌汁とか大げさだなと思ってたら、こっちでもメシが食えるほど美味い。

朝からノンアル飲んでるんだけどね、ビール風があるだけでテンション上がるわ。

そして今日の誰も居ない温泉。

中庭の竹やぶを見ながら入るのっていいもんだねえ。

んでまた夕方まで釣りをする。

バイク乗りで同じく釣りする人が近くに居たんだけどね、いちいち連れたら自慢しに来るのよ、ハゼくらいのカサゴとか小さいアジとか、こんなのいくらでも釣れるから全部逃がしちゃったとかね・・・

はい、おいさんは鯛食べますよ。

アイシャドーがキレイでしょ？こいつは夜塩焼きになるのだよ。

また日は昇る。

やっぱりツーリングっていいなあ。

朝日に両腕を広げ、太陽のエネルギーを存分に受け止めようとする を見て