的を絞って11月の平地、気温5度、日中18度を想定してみます。
まずテント。3シーズンで間に合うでしょう。割となんでもいいです。
好みを分けると、例えばエアライズなんかは自分的には最高峰なモデルです。
コンパクトで軽量、装備によっては真冬だって使えます。
好みが分かれるところは前室がほとんどない、狭い辺に出入り口があるってことでしょうか。
自分は全く問題にしないのですが好みです。
なぜ買わないかというと高いからです。背負う必要がないバイクなんでここまでの性能が要らないってのもあります。
次。モンベルのクロノスドームとムーンライト。居住性でクロノス、設営の簡単さでムーンライトでしょうか。両方ともいいテントです。買おうと思ったモデルです。値段も常識的。
引っかかった点があります。それが重さ(2キロオーバー)よりもポールが長いということ。どうやってもこの長さだけは、荷物を積むにあたってデメリットになるんです。ホムセン箱に入れない、バックに仕舞う、もしくは仕舞わないって人はあまり気にしなくても大丈夫な部分です。
これから買うって人には安心して薦められます。たぶん失敗したとは思わないことでしょう。
一般的に知られてないけど、ワイルド1ってちょっとした山屋のオリジナル商品にトレックドームってもんがあります。ほとんどエアライズです。そのくせお値段13800円。
重量2キロ、仕舞い込み寸法が45cm切ってるもんでいい感じにホムセン箱に入ります。
とりあえず7年70回以上は使いましたがどこにも問題が出なかったです。
設営も特に現行は簡単になってます。自分の周りはこのテントを使ってるやつ多いです。なぜなら自分が薦めて買ったやつが多いからです。
そして最近買ったのが名前は知りませんがこれです。
最高に安いです。お値段なんと7000円。なのに仕舞い込み寸法13㎝×13㎝×40㎝、
重量わずか1300g。トレックライズのように長い辺が解放するタイプですが、ポールの形状が独特です。中が透けるんじゃないと思うほど生地が薄いモデルです。現在実験的使用ですが、メッシュのとポールの細さが気になるところです。まだ薦めません。
2つ目のアイテムはシュラフ、寝袋ですね。
使える下限の温度が、最低気温5度を想定してる話なもんでマイナス5度が下限に設定されてるシュラフならまず大丈夫でしょう。この辺りになるとダウンのシュラフに自動的になるはずです。ダウンでない場合相当な大きさになってしまうはずなのでダウンから選ぶということになります。そしてこの辺りはテントより高くても驚きません。2万は楽に超えてきます。5万も出せば問題ないでしょうが、着る物で調整するのも回数を考えると有りな話です。
そうそう、下限で使える温度の表示は、JIS規格でもなんでもないので注意が必要です。
工夫としては夏用のダウン(比較的安め)に、そこそこの化繊のシュラフって組み合わせも有りって言えば有りです。持ち物が増えるのがイヤなんで自分はしないですが。
最後、これ大事。マットです。テントはどれ買っても寝る分には同じですが、マットをけちるとシュラフの話なんか意味ないくらいになってしまいます。むしろ適切なマットがないとシュラフの設定温度もくそもないです。
キャンプツーリング、バイク使うとなると、インフレーターを薦めます。重さでは発泡マットに負けますが、コンパクトさで圧倒します。寝心地は銀マットとは比べものにならないです。
厚さもいろいろ選べるんですが25mmで気温5度なら大丈夫です。バイクでキャンプに25mmインフレーターにしてからあらゆる寝ることに関しての悩みが減りました。
ただし、修理剤は同梱されてるはずですがパンクの心配はあります。夜中に修理はイライラMAX、不可能と考えた方が気が楽です。それでも最低限のスポンジが入ってるのでそれで朝までしのいでください。
今までのトラブルは一度あります。空気を入れ過ぎたのか剥離した部分がありました。パンパンに空気を入れたがらないのが使用上のコツかもしれないです。
それでもまだなんとなく寒さに不安がある場合。夕飯を食べながら沸騰させなくていいからお湯を沸かしてください。それをペットボトルに移してシュラフに放り込んでおきます、簡易湯たんぽですね。こんなもんでもあれば相当温かいもんです。2本も作って入れとけば寒いってことはないでしょう。
そうだ、テントを張る場所は屋根したが空いてるとか思いついて、コンクリートやタイルの上に寝るのはびっくりするくらい冷えます。
たぶんここまでやって5度くらいで寒くて寝られないとかないはずです。
唯一問題は、自分が寒さに異常に強いもんで信用しきらないでください。どのくらいかと言うと、11月の伊豆でキャンプした時に、伊豆は暖かいなあっと星空見ながらジーパンまくってTシャツで酒飲んでましたから。