公道仕様カブ | JINのブログ

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ツーリングやちょっとしたバイクいじりをブログにしてます

当たり前な話だけど、レース車両じゃないんだから公道を走るにはナンバーが必要

年末いたずらで買ったエンジンは150ccの中華製

載せたはいいがこのままでは公道に出られない

面白半分の好奇心で買ったエンジンだけどこいつで公道を走りたい





そしてナンバー取得である

複数台バイクを持つにはもっとも無駄だと主張する軽自二登録である

相当無駄なことやってるんだけど、これで高速が使える

こんなもんで高速走りたくはないが、ツーリング帰りのうちの近所だとか

混んでる市街地をパスするには便利になった


わくわくする


否、どきどきする、勘違いで捕まりそうで



ところでこれがどういう仕様か、ベースはリーファンの148ccというやつ

値段があんまり変わらず160ccとかもあるんだけど、クラッチカバーの見た目が150のほうがかっこよかったから

このままだと空荷の4tダンプみたいな、瞬間的にエンジンが吹けてピックアップはいいけど、7500rpmがピークで8000回転くらいしか回らず(たしか90純正は9500)トータルすると以前の105ccで13500回転回した方が速いんじゃないか?って感じだったんで、武川のR20+Dカムを組む、+Dはデコンプカムでもある

R15という中高回転向きのカムと悩んだけど、下は排気量でなんとかなるはず、それなら回るとこまでまわしてやろうって考え

なんとなく見た目で組めるはず!と買ったはいいが、当たり前だけどこのエンジン用じゃないからそのままは組めない

まずカムの寸が2mmほど足りてない、アーマチュアベアリングの径が違う、カムスプロケが32Tの3穴であるこんなところ

カムスプロケを探しているところ、どっかのだれかも同じ悩みで作らせたものがあるのを知った

それいいじゃんと、どこで売ってるか探したが見つからない

そんなこんなで悩むこと1週間、なんと現行インジェクションモンキーのカムスプロケ(14321-GBJ-M30)がポンだと知る、解決

忘れやすいがカムとスプロケの間に入るピンを忘れずに


次に2mm足らない寸法、悩んだ末にヘッド側に、元々付いてたベアリングを、2mmのスペーサーを入れてからはめ込んでポンチでカシメてそこにカムを圧入すればいいんじゃないだろか!天才

出掛けのついでに6002ZZという、両面金属シールのアーマチュアベアリングを買ってくる

なんでこのベアリングを買ったかというと、中華のカムからベアリングを抜くのがめんどくさいから

やればいいんだけど安いしまあいいかと

それとカムとの隙間が出来るんで片面金属シールが欲しかったからでもある

これの片面のシール剥がせばまあいいんじゃないでしょか、それと使わないなら使わないでいいしくらいな気軽な気持ち

ところがこれが大正解、なんと中華純正よりアーマチュア部分、つまりカラーが2mm厚い

ということは2mmのスペーサーを作らなくてもいいし、ヘッド側にベアリングを固定する必要もない

おまけに片面だけ金属シールを残しておけばカムに油圧も掛かる、完璧だった

この日は全てが上手く行く日でテンションあがってわかりやすい写真が一切ない

参考でここの部分の話



これでカム周りの問題が一気に解決する

整理すると、インジェクションモンキーのカムスプロケ、6002zzというベアリング、純正のノックピン、これだけ

これだけで社外カムが入る


唯一逆に残念だったのが、もともとこのエンジンはデコンプカムだったということ

デコンプカム買ってこれでキックが少しは楽になるとほくそ笑んでたが同じだというね

でもデコンプカムが入ってると分かればそのようにキックすればいいんだし、付いてて悪くはない

とか言ってるが一昨日ケッチン食らって右足捻挫した


公道走るにはまだまだやってることあるんだけど

そんなに書いてもあれなんで次の機会に