いつもそばにいる感覚で生きている。
そうしなければ自分を保てなかったから。
うちの母もそう。
側にいる感覚。
私が死ぬ時に一緒に消え去る。
そう思って生きている。
そうでなければ私はとても耐えられない。
しかし一度霊能力ある占い師さんとやらに、
「もうこの世にはいないのだと接しなければ魂が残り生まれ変われない」
言われて、
すっかりこの世にはいないと思おうとしたけど、ダメで。
ドラや母がこの世から旅立った時の風景を私は思い出せないでいる。
思い出そうとすると頭が痛くなる。
弱い自分。
認めたくない。
ドラは子猫の頃カリカリをあんなに美味しく食べてたのに、大きくなったら生缶しか食べたがらなくなって、
贅沢グルメな猫になってしまったな…
そんな事をふと思い出した。
