少年は目を覚ました。

まだ幼い体なのにこれが自我の目覚めだということが本能でわかった。


辺りを見渡すとそこは茶の間で、祖父と祖母が笑顔でこっちを見ていた。

少年の両親は共働きで夜まで家に居なくこの祖父と祖母が愛情を込めて育ててくれていた。



しかし少年はどこか捻くれている。
素直さが欠けている。




この日の記憶はここまで。