今日は、採血のみ。クレアチニンの値は、生検後にもかかわらず、微減だった(2.35)。血中濃度は、8.6。これで、来週末あたりの退院が見えてきた。精神的にも、かなり救われた。一時期増えた体重も減少に転じている。(昨日の尿量が、4,187mlと多かったことも影響している?)ただし、油断は禁物だ。
値で気になることと言えば、徐々にだが、尿素窒素(BUN)と尿酸値(UA)が基準値を上回っていること。ただ、今は、それらの値よりも、クレアチニンを重視すべきだと言われているので、そんなに気にしないようにしたい。あと、血圧も、ちょっと高めなのが気になる。
話は変わるが、月締めで八月分の請求書が病室に届いた。今回は、透析導入時に申し込んだ「特定疾病」(自己負担上限1万円)扱いなのか、今後、移植の実施に伴い、特定疾病からの切換手続きが必要な、「更正医療」(自己負担上限8万円)扱いなのかがわからず、ソーシャルワーカー方にも相談していたが、結局、今回の手術は、従来の「特定疾病」扱いで処理されていた。そのため、負担額は、月額1万円プラス食事代だった。これは、経済的には助かった。
今日から、一週間の始まり。朝、採決後、腎エコーを受ける。腎エコーのモニターでは、腎臓の血流は良いとのことなので、少し安心する。
お昼過ぎに、採血の結果が出た。クレアチニンは、2.41。血中濃度は、10.8。クレアチニンが、久々に、下がった。これには、正直ほっとした。ステロイドが効いてきたのかもしれない。ちなみに、ステロイドは、2日(土、日)で終了だが、主治医の先生は、非常に慎重な考えを持っていて、いきなり、やめるのではなく、半減していく方針を取っている。つまり、今日から、250→120→80→40と言った具合だ。
午後1時半過ぎから、腎生検が始まる。局部麻酔をした後、ベッドで手術(細胞の採取)が行われ、そのまま、6時間安静だ。その間に、ステロイドの点滴をし、人生初のベッド上で尿瓶を使った排泄もした。(尿の出が良くなり、6時間の間に、3度も用を足した。)幸い、生検をしたにもかかわらず、血尿の兆候も見られず、順調に終了した。生検後は、クレアチニンが、上がりやすい。明日も、数値が安定しているといいのだが。


今日は、日曜日で、本来、採血はない日なのだが、状況が状況だけに、臨時で採血のオーダーが入れられた。通常、夜間に減るはずの体重も減っておらず、明らかに、良くない自覚症状だ。気のせいか、腰が重く感じる。午前中にステロイドを500ml点滴で摂る。尿意は、相変わらずないままで、気持ちも不安になる。
午後になり、採血の結果が出たが、クレアチニンは、2.50と6日連続で上昇。今までは、抑制剤の副作用である腎障害の疑いもあったが、どうやら、拒絶反応が起きているらしい。点滴を打っても、クレアチニンは、すぐに下がる訳ではないということだ。ただ、点滴後、お昼過ぎから尿意が戻ってきた。
また、明日、腎生検があるが、生検後は、必ずと言っていい程、クレアチニンが上昇するらしい。いろいろと考えないようにしているつもりだが、やはり、穏やかな状態とはいかない。
今朝も採血を行う。今日は、これで検査は終了なので、外出許可をもらい、一度家に戻ることにした。そうこうしている間に、予期せぬ、遠路の親友のサプライズお見舞いがあり(遠路のため、病院名は伝えてなかった。)一緒に、近所のファミレスに食事に出かけた。久々の外食を楽しんでいる最中、病院から電話があり、「腎エコーの予約が入っているので、戻ってきてください。」とのこと。
親友とは、お昼を食べたあと、別れて、病院に戻り、腎エコーを受診した。
その後、再び、外出。家に戻って、いくつかたまっていた用事を済ませた。しかし、気になることに、日中は、尿意がほとんどなかった。
夜、病院に戻る途中に、病院から着信が何件か入っていたことに気づく。実は、急遽、ステロイドの点滴を打つことの連絡だった。結局、今日もクレアチニンの値は上がり、2.34。5日連続の上昇だ。ひとまず、今夜から、ステロイドを500ml点滴で入れることになった。もうひとつ気がかりなのは、
体重が増加していること。あまり良い兆候ではない。
昨夜は、結局、深夜までのAUCで、眠れない夜を過ごした。
今朝、いつも通り、採血をとり、クレアチニンの結果待ち。これで、今日退院かどうかが決まる。10時過ぎに、主治医の先生が来られて、クレアチニンが2.25まで上昇していることを告げられる。もちろん、退院は、延期。さらに、月曜日に腎生検が組み込まれた。
ここまでくると、グラセプター(免疫抑制剤)の副作用である腎障害または拒絶反応などが考えられるが、他の数値が良いだけに、なぜ?クレアチニンが・・・といったところだ。
実際には、退院の延期よりも、クレアチニンの4日連続の上昇の方が精神的にきつい。午前中は、さすがに動揺した。午後は、気を取り直して、他の移植経験者のブログなどを探して、読んだりしていた。すると、術後の予後に苦しんだ人や、一時的にクレアチニンが急上昇したなどの事例に出会った。やはり、いろいろあるんだと考えると、かなり気が楽になった。まさにネット環境様々である。
自分も、自身の事例が一人でも多くの方に参考になればとの思いがある。患者目線での他の患者の事例は、自分自身が、本当に救われているからだ。
朝の体重は、58.9kgと学生時代の体重に肉薄してきた。正直、もう60kgをきることは無いと思っていたので、感慨深いものがある。血中濃度も、10.1と理想値近辺だ。あとは、クレアチニン頼みなのだが・・・。
今日は、朝から、AUCの実施の為、8:00より採血。透析に比べて、針は細いのだが、やはり、何度も刺されるのは、正直いい気分ではない。ましてや、最近は、朝の採血で、穿刺失敗が何度かあるので、油断はできない。(透析の穿刺失敗に比べれば、たいしたことはないが、やはり、避けたいものである。)
その後も一時間毎に採血は続く。9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14;00、そして16:00。
それから、夜に入って、21:00、22:00、23:00、24:00、翌1:00で終了予定だ。多分、夜は寝られないだろう。
朝の体重は、59.2kg。ただし、クレアチニンは、今日も(三日連続)上がり、2.10になった。明日、退院予定だが、明日もクレアチニンが上がるようだと、退院は、見直しが入るだろう。退院の準備は、明日の結果を見てから始めることにする。
なお、血中濃度は9.3で安定。

相変わらず、尿量が安定し、昨日の24時間尿量は、3,875mlだ。今朝の体重もとうとう、60kgを切る。今日から、メドロール(ステロイド)の量が、16から12へ減った。
しかし、気になることもある。まず、数日来より、血圧が上がっていること。朝、昼、夜と測っているが、平均すると上が150を上回ることが多い。抑制剤の副作用かもしれない。
もうひとつが、クレアチニンの上昇だ。今日はとうとう、2.06となった。血中濃度は、8.6。
明日は、AUC(血中濃度の推移を見るため、1時間ごとに採血をする)が行われることになった。


今朝の回診時に、今週末あたりに退院の話が出る。予定では、術後3週間は入院なので、来週末を考えていたのだが、このままでいくと一週間、前倒しになる。状況が安定しており、各種数値も落ち着いているからだ。ただ、まだ決まった訳ではなく、今後の状況もどうなるか分からないので、あくまでも、仮日程ということだ。本来は、退院前に、腎生検(腎臓の細胞を採取して直接病理的に調べる)をするらしいのだが、今週末の退院だと腎生検は日程的に無理なので、3ヶ月後になるという。
今週末に退院した場合、翌月曜日には、外来で、また、この病院に来る予定らしい。
昨日の24時間尿量は、3,375ml。クレアチニンは、1.93。血中濃度は、8.8だった。
体重も減り続けており(良い兆候)、今朝は、60.1kgまで落ちた。
今日からグラセプター(免疫抑制剤)の量が10.5→11.0に増量。



今日から一週間の始まり。
朝の採血以外に、腎エコーとレントゲン撮影があった。
ただ、先週後半から、血圧が高めで推移し、少し不安になる。免疫抑制剤の副作用なのか、拒絶反応のサインなのか?
先生に相談すると、術後の不安定な時期なので、あまり細かい数値は気にせずもう少し様子をみましょうということだが…
体重は順調に落ちて来ており、いい感じだ。
クレアチニン1.87。血中濃度7.2。
今日は日曜の為、朝の採血のみ。ステロイド(メドロール)が20から16に減った。
ここの所、血圧が上がり気味なのが、少し気になるところ。
クレアチニンは2.01。血中濃度は、今日はお休みだ。