ステンレス薄板・サッカーボール製作(*'▽')♪ | 溶接マン WELDING

溶接マン WELDING

溶接の基礎知識・技術そして魅力

寒い・・・冬は嫌だ・・・・季節は春夏秋だけでいい・・・

冬が一ヶ月だけなら許す・・・とか独り言でワガママ言うワタクシ(;´・ω・)

 

寒いのは嫌なんㇲ。1月生まれなのに冬が嫌いとゆーゲッソリ

まあ、最近の夏も暑すぎるけど・・

んなことは、おいといて・・・

ステンレス薄板でサッカーボール製作しました。

1個目失敗して穴開いてポイっえーん

2個目でよーやくそれなりになったかなーてな感じなのでアップします。

薄物は難しいよね。

 

とりあえず、材料はステンレス1mm厚板の六角形20枚と五角形12枚を用意します。

 

そして、写真のようにつなぎ目の両端と中心の3点を仮付けします。

あ、TIG溶接ですよ。半自動じゃないㇲよ口笛

半自動やとクッチャクチャになってしまうわ。

プリフローのガスをあらかじめ出しつつパチッと瞬間的につける!!

仮付けで仕上がりが決まるといっても過言じゃないほど大事なことです。

ちなみにこれでサッカーボールの半分です。

なのでこれを2セット作って、ハメ合わしてもいいし、

半分から一枚一枚つなぎ合わしていくのもいいです。

僕は後者のほうでやりました。

仮付け完了品。

今思えば、つなぎ目を全部溶接せんでもよかったな・・・

要は漏れを亡くすために全部溶接して、中に水を入れて圧力をかけ

ふくらまして球状にして出来上がりなんですが、

ふくらまして破断したら最初からやり直しなんで圧力はかけないままで仕上げます。

もうやり直しはコリゴリなんだよ・・・チーン

溶接電流は50A以下っすね。

パルス使います。設定はパルス電流4A・パルス周波数200Hzでクレータ無しです。

角は先に埋めておいたほうが無難かもしれません。

穴開いて棒でうまく埋めればいいですが、

下手すると穴が広がる、または酸化して取り返しのつかないことになっちゃいます(-_-;)

ま、ここまできたら後は仕上げなんで一安心・・・

 

 

 

でもない・・・滝汗

ここからが時間かかるんす。あせる

まず、つなぎ目の溶接跡をグラインダーでキレイに削ります。

クールトップ粒度は120のペーパーですね。

これでつなぎ目をキレイにします。

基本的には面はこれで削らないっす。

深いキズがある場合のみ。

面はこのラバー砥石、RABINOFFSET・粒度220。

弾性があり、削り過ぎ防止のラバー砥石です。

これをかけた後にさらに粒度320をかけて、

徐々に目を細かくしていきます。

ホントはもっと目の細かい粒度400~500までいきたいとこなんですが、

あいにく、粒度320までしか無いっス(;´・ω・)

写真のように荒く削らないほうがいっスよ。

仕上げがより時間がかかるので、面に対して平行に

引きでサッと削ることにフォーカスしてください。

あまり削らないように同じ方向に。

前後左右に削ってたら後で泣きを見ます(笑)

 

 

仕上げにサイザルで研磨材を使い徐々に鏡面仕上げしていきます。

細かいキズがほぼ無くなったらフェルトでより目の細かい研磨材を使い

ピカピカにすればより一層キレイになります。

このミガキがめっっちゃ時間かかるんす。

神経質じゃない人はそれほどでもないㇲけど、

几帳面な人ほど、「うーん、もっとキレイにしたい」って衝動が勝って、

サイザル→フェルト→サイザル→フェルトの繰り返しで

無限ループにハマってしまいます(笑)

 

ある程度は妥協しましょう口笛

この作業に何時間費やしたことか・・・・

1日中このグラインダー作業してると手の感覚がマヒってくるよね・・・ショボーン

一息ついて手を洗いに手洗い場にいくと・・・

 

 

・・・・・・・・

( ^ω^)・・・誰だ?・・・こんなものを作ったヤツは・・・・

 

こんなところで立ちションしやがってムキー

・・・まったく・・・・

 

でも内心「おもしれーもん作るな・・・俺も作りてーな・・・」と思ってました(笑)

 

ピッカピカにしたつもりやったけど、明るい部屋でマジマジと見ると

うーん、もっとミガキたい・・・

と思うのでした。

 

・・・まずい・・・無限ループに引き込まれとる・・・・

術中にハマってる~(;^ω^)

 

イザナミ状態やん・・・

おっと、どーでもいい話にぶっ飛んでしまったようだ。

ナルトを読んでない方はなんじゃこりゃですよね。

無視してくだされ(笑)

 

てなわけで、また機会があったらミガキ再チャレンジしよっと♪

 

ではでは~(^▽^)/