プレス機械について (*'▽')♪ | 溶接マン WELDING

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溶接の基礎知識・技術そして魅力

 連日の猛暑が嘘だったかのように、

最近は雨続きですな・・・梅雨時期にあんま降らなかったからか?えー

そんなことはさておき・・・ 

板金溶接関係の仕事に従事してる方々は、この手の機械を

操作する機会もあると思います。

プレス機械・・・・

 

あ、・・・・違いました・・・・(;´・ω・)

これです。

プレスといっても多種多様にあり、一般的に金属などを

金型で加工する際に用いられる機械のことを指します。

 

プレス機械は、上下運動を行うスライドの駆動力により、

機械プレス・液圧プレス・空圧プレスの3種類の作動方法があり、

モーターの回転運動をクランク機構などを用いて

往復運動に変える「機械式」と、

液体(主に油)に圧力をかけてスライドを動作させる

「液圧式」(油圧式ともいう)、また、圧縮空気を使用して

圧力をかけてプレスする空圧式などが存在するようです。口笛

 

プレスブレーキ、ファインブランキングプレス、グースネック式等々・・・

       

どこの企業もタレットパンチプレスのデッカイやつは大概、

1台くらいは常備してあるんじゃないかな。

ちっちゃい町工場(零細企業)はないかもしれないけど・・・

1億、2億とかするし、なかなかちっちゃい町工場じゃ買えないよね。

これあったらめっちゃ便利っス。

なんでも作れるっス。

ま、余談はここまでにしといて、要はプレス機械とは、

金属などの被加工材を金型の間に挟み込んで、

強い力を伴った上下動により被加工材を金型表面に押し付けて、

金型と同じ形状を作り出すモノです。

用いられる金型によって、被加工材を曲げたり、せん断、絞り、

つぶしたりなどの加工をすることが可能です。

いずれの加工にしても、加工時に発生する力を機械の系の中で支えるのが

プレス機械の特徴であります。

(加工時に発生する力を機械の系の外へ放出するものはハンマーと呼ばれる)

 

ボタンを押したり、フットペダルを踏むだけで、はい出来上がりっつーめちゃ便利で簡単、

量産向けの優れた機械っス。グッド!

 

プレス機械の構造ですが、各部名称は以下の通りです。

ここでは代表的なクランクプレスについて、基本構造部品を

プレスの3能力(圧力能力・トルク能力・仕事能力)に関して分類します。

 

(1)圧力能力(プレスが加工中、安全に発生し得る最大圧力を圧力能力といいtonで表す)に関係する部品 フレーム、タイロッド、 スライド、ボルスタ、コネクティングロッドなど。
(2)トルク能力(発生し得る圧力はストローク位置「下死点からの距離」)に関係する部品 クランク軸、歯車、中間軸など、
(3)仕事能力(1回の加工に使用できるプレスの最大仕事量)に関する部品 モータ、ベルト、はずみ車など、

 

あんま、ようわからんけど、真顔プレス作業に携わることが少しでもあるなら、

動力プレス特別教育を受けておいたほうがいいです。

 

んで、金型の分解図がこれです。

金型は大きく3つの部分から成り立つようです。

① 刃部 (加工するための要素で、材料に直接作用します)

       部品名: パンチ・ダイ

② 保持部 (刃部を固定するための要素で、プレス機械に取り付けます)

       部品名: パンチプレート・ダイプレート・パッキングプレート・ダイセットなど

③ 補助部 (刃部が機能するための補助作業を行います)

       部品名: ストリッパ・ガイドピン・ガイドブシュ・コイルスプリングなど

 

構造は簡単に説明したらこんなもんかなあ・・・・

 

でも便利だけど、めちゃデンジャーな代物っすね。

死亡災害も多々あるみたいです。

災害事例としては、作業は、動力プレス機械(500tクランクプレス)の前面にBが立ち、Aはプレス機械の後面に立って、一定の寸法にカットされた材料を70枚入りパレットから1枚取り出して2人で金型にセットし、Bが両手押し操作ボタンを押してプレスを作動させて加工し、その後、加工品を取り出して製品用のパレットに積み込むという手順で行われていた。作業を開始して約1時間後、Bが操作ボタンを押したとき、動力プレス機械のスライドがクランク角度約170度のところで停止した。そこで、Bは、動力プレス機械の後面に回ったところ、Aが金型の間にはさまれていた。その後、Aは病院に搬送されたが死亡した。

 

ぎゃああああああああ!!  

 

このように、恐ろしい災害事例があるんです。

怖いよね・・・・

 

仕事で一生懸命になるのはいいことですが、没頭しすぎて

危険予知もできずに、誤って命をおとすことになったら最悪です。

安全には十分に気を配りましょう。

これを読んでくれる人は絶対に労働災害にあわないことを祈りますあせる

 

これの比じゃありません(笑)

 

プレス機械だけじゃなく、工作機械などに起因する労働災害の多くは、

安全対策が不十分だったことで生じているようです。

 

災害防止のポイントととしては、守るべきことと

プレス作業の注意点などがあります。

 

守るべきこと

①作業前には、各機械ごとの安全注意事項を確認すること
②安全装置は、常に有効な状態に保持すること
③作業場は明るく(少なくとも150ルクス以上)して作業を行うこと
④修理、点検、給油などの作業は、機械の運転を止めてから行うこと
⑤作業場は、常に整理整頓を心がけること

 

プレス作業の注意点

災害の多くは足踏み操作で発生しています。両手ボタン操作への切替をお願いします。
①金型の間に手が入らない、手を入れる必要がない「ノーハンド・イン・ダイ」方式で行いましょう。

そして、安全装置がついてることが重要っす。

プレス作業に携わるあなたの会社の作業環境確認。

長物の連続打ち抜き作業には、最終端で手が金型部に

入らないようにするためのガードが取り付けてあるか?

 

足踏式プレスにはペダルカバーがついているか?

 

図のような光線式安全装置が各プレス機械に取り付けてあるのなら

その会社は優良企業でしょうキラキラ

 

ちなみに以上の安全装置のどれもが、「うちの会社のプレス機械には

全然ついてないっす」って人!!

今すぐ退職届を書いて上司につきだしてください。

従業員の安全を考えない会社は辞めたほうが身のためです。

 

っていっても製造業において、この人員不足の最中に辞めるなんて・・・・

 

と言われがちですが、そんな時のために

とっておきの超必殺技を伝授しましょう。

 

これをすれば一発で辞めれます。

それは・・・・

 

 

FACK!!

 

上司の前でですよ。

 

・・・・(;´・ω・)

 

冗談ですよ。(笑)  本気にしないでね。ちゅー

もし辞める決断をしたとしても、きちんと円満退職できるように

ケジメをつけましょうね。

それが社会人としての常識です。

 

「んなもん、どーでもいいんだよ!!」

「後は野となれ山となれ!!」って人は

超必殺技を使用することをオススメしますキラキラ

 

 

てなわけで、今日はプレス機械についてでした。

あまり詳しくは説明してませんが、(自分はちょっとしか興味が無い真顔)

より深い知識をアウトプットしていきたい人は特別教育を受けて、

プレス作業に携わる環境で、慣れないうちは作業主任者の指示に従って

安全に作業し、プレス加工技能士資格取得を目指してみましょう!!

 

ではでは~(^▽^)/