横向き挑戦~♪下向きも立向きも電流値80Aでほぼやってましたが、
本来一層目90Aで二層目75Aぐらいが無難な設定値みたいっす。(基本的にわ)
向きによって進むスピード、アークの当て角度など若干違いますので、
捨て板などでいろいろ検証してみて、自分のやりやすい電流設定値、
溶接条件を模索してみることが必要ですね。
電流を10A変えるだけで溶接の質が別物になったりするので、侮れないすよね。
人によっても、製品によっても、その作業場によっても
溶接するときの条件はバラバラみたいっす。この条件が正解ってのがないから
難しい反面、奥が深いから、やりがいを感じることができるのかも・・・・
さてさて、専門級TN-Hやってみたんですが、上手くできそうで
なかなか上手くできない感じでした。(いつもうまくいかんけど・・・(笑))
ステンレス鋼のTIG溶接は内部欠陥の心配があんまり無いのがいいすよね。
外観重視で考えれるんで、半自動MAGみたいに外観が物凄くキレイでも内部欠陥が
あるかもしれないってリスクはほぼ無い。
外観がキレイな溶接=溶接の質は良いってことなんでしょ。
そう思ってキレイな溶接をしてるつもりなんですが、
終わってみれば微妙・・・・・(;´・ω・)
うーん・・・・難しいよね。
一層目の表はまあまあの出来かなっと思って裏を見ると、
うーん・・・・(;´・ω・)
二層目を終わって全体を見ると、
うーん・・・(;´・ω・)
最近、溶接するたびに、うーん・・・(;´・ω・)とうなってばかりなような気がする。
まあ、こんなもんかって妥協するのも必要かもしんないけど、
完璧主義の人はなかなかそうもいかないんす。(自分も実は完璧主義(^_^;))
ちなみに一層目80Aでやりました。(90Aでやればよかったかな・・・)
表はそこそこなんですが、裏波の出方がイマイチかな・・・
溶け込んでるんですが、膨らまず、凹んでる。
まあ、曲げて割れなければいいんじゃねーのって思うんですが、
なんか納得いかないㇲよね。
裏波の出方次第でトーチの進み具合を調整していけばいいと思います。
出すぎなら、もちょっと早く進む。
出ないのなら、もっとゆっくり進む。
んで二層目も同じく80Aでやります。
(電流下げればよかったかも・・・・)
二層目ももちろんバックシールドをかけるんですが、
あえてバックシールドを出さずにやってみるのも一つの手で
裏波の花が咲いたら、それは進むのが
遅いということなんで、少しトーチの進行速度を早めにするといいです。
裏波の花っていうのはこんなのです。
もさもさと黒い酸化した裏波が花が咲いたようになってるんですが、
一層目バックシールド無しだと、こうなります。(出てないのは論外ですね(笑))
写真はパイプ(管)ですが、一層目は裏波を出すのが目的なんで、
花が咲くということはバックシールド有りなら良い裏波になってると認識できます。
しかし、二層目は表の余盛高さ、外観が重要なので、花が咲くということは
溶け落ち気味で表の溶接金属が裏までいっちゃってるってことなんです。
そうなると表の溶接が余盛不足の可能性が高いかなと・・・
気を付けましょう。
開先の上側に棒先を当てながら進みました(置き棒の場合)
横向きは重力の関係上、下に垂れる傾向があるためです。
ローリングで若干、棒送りしながらすすんだので余盛が結構高い(;^ω^)
ちなみにローリング法のやり方はYouTubeなどで動画を見たほうが
わかりやすいと思います。検索したらいっぱい出るっす。
でも見てるだけじゃできるようになりません。
トーチ動作の原理が理解できれば、とにかく練習して
やりまくれば、いつかできるようになります。自分もまだまだ実用できるレベルでは
ないのでもっともっと練習しないとね。
ウィービングなら上下とトーチを振る際、開先上側で作ったプールを下に持ってって
またすぐに上側に移動する感じで進む。開先下側でプールを溜めるとオーバーラップ気味に
なる可能性が高いので注意しましょう。
今日はこんな感じですね。
明日からローリング練習しまくろっと♪
ではでは、おつかれさまでした~(^∇^)