寒いですね。
つい先日、とうとう東京でも雪が降ったとか。
幸い本日は雪の予報ではありませんが、寒さ対策は万全に、健やかに越冬したいものです。
さて、本日もまた本紹介をさせて頂きたく。
今回ご紹介する本はこちら
『考える技術・書く技術』
バーバラミント著 山崎康司訳
昨年、社会人なりたての際、知人から
「コンサルタントになるなら絶対読んでおくべき」
とかなんとか言われ、読んでみたものの何も吸収できずに終わっていた名書です。
さて、現時点でまだ1章の半ばくらいまでしか再読できていないのですが(笑)、現時点で体系的な文章の組み立て方を習得できたので、それを備忘の意も込めてここで共有しておこうかと。
文章を書く、というのは非常に難しいですよね。私も大の苦手で、お客様へのメールなどは、今でも1つ上の先輩に確認頂かないと送信できない、なんて状態です。
それは、自分の書いた文章が、おそらく相手に伝わらないものだろうと思ってしまうから。わかっていてもなかなか、わかりやすい文章を書くのって難しいですよね。
書いたものが不明瞭なのは、書き手による考えの並べ方が、読み手の頭の中の理解プロセスとうまくかみ合っていないことが原因といいます。
ここで登場するのが、バーバラミント氏が考案したピラミッドプリンシプルです。
すなわち、理想的な考えの構成は、頂上に主たる大きな考えがひとつあり、それを小さな考えのグループが下で支えるピラミッド型である、ということです。
ここで、上記ピラミッド型の考え方の重要性を知るために、ひとつ実験をしてみましょう。
今から9つの単語を暗記してください。
・ぶどう ・みかん
・牛乳 ・バター
・じゃがいも ・りんご
・卵 ・サワークリーム
・にんじん
さて、暗記できたでしょうか。
なかなか空で思い出すのは難しいのでは?
頭の中で、上記の単語についてピラミッドを下記のように作成すれば、より暗記が楽になります。
このように、上位の言葉は下位の言葉を要約するものであり、かつ横の論理的関連性も高い、という構造のピラミッドを構成することで、記憶に残りやすくなるのです。
また、このピラミッドは単なる記憶するためのツールではありません。
人になにかを伝えるときにも使える、いや、用いるべきツールなのです。
よく、PREP法を意識して話せ、なんて言われませんか?
(PREP法とはhttp://www.foster1.com/article/13577413.html)
この説明方法が意図しているのは以下の事柄です。
・文章の読み手は当然のようにトップダウン(上から順に)考えを記憶しようとする。
・したがって、トップダウンで書き手の考えが示されていれば、読み手はより容易に理解できるようになる。
すわなち、自分の考えを間違いなく伝えるためには、前もってその筋道を伝え(結論)、読み手の理解の枠組みを自分のものと同じにしてもらう必要があるのです。
普段からPREP法は意識しておりましたが、なかなか「書く」というフェーズになると、文章校正がへたくそになっていた気がするので、いい内省の機会となりました。
皆さまもぜひ、一読あれ。
