
どちらも困らない。
8歳の頃まで自宅にテレビは無かったが、困らなかった。電話も無かったが困らなかった。
確かに不便にはなるだろうけれど、コンビニエント(便利)な社会が最善とは限らない。
コンビニエントを追求することで、安全や安心やゆとりを失っているのかもしれない。
多少の不便を体験(実感)できる社会のほうが、創意工夫の余地や気の持ちようでなんとかする余地も出てくるから、かえって人間らしく育つのではないか。
コンビニエントな社会は、不便で厄介で面倒くさいことを「うざい」の一言で済ますような人間を生み出しているだけなのかもしれない。
TVと携帯が無くなったくらいで一日たりとも生きて行けない人間、不安で手持ち無沙汰で時間をもてあましてしまうような人間にはなりたくないものだ。
あ、そうそう。インターネットはなくなると困る。