イグアスの滝観光中は、

ブラジル側の最寄り街であるフォス・ド・イグアスに宿泊していた。

 

 

CLHスイーツ・フォス・ド・イグアス

女子4人ドミトリー

 

 

普通ドミトリーといっても、二段ベッドに分かれていたりと、

結構プライベート空間は設定されているところが多い中、

ここはベッドが横に4つ並び、照明も一つと、

実に気を遣う空間。

 

 

 

と思いきや…

 

 

気を遣っているのは、

結果として、日本人の私だけだった

 

という話(笑)

 

 

 

ほかの3つのベッドに寝ていたのは、

 

オランダ人、

アルゼンチン人、

韓国人、

の3人。

 

 

このうち、

アルゼンチン人と韓国人のお二人は高校時代にアメリカで一緒だったという、

古くからのお友達。

 

 

この二人は、

すでに一緒に旅行を始めて1か月以上経っているという、

筋金入りの仲良し。

 

とりあえず部屋が一緒だった4人で適当に雑談。

 

 

韓国人「ヘイ、アユミ、あなた今日到着したの?」

 

私「昨日着いたの。今日はイグアスの滝のブラジル側に行ってた」

 

韓国人「へ~私とアルゼンチン人は明日行くのよ。どうだった?」

 

私「すごくよかった!!園内はバスがあるし、移動がラクチン!滝も素晴らしかったよ!」

 

韓国人「へ~そうなのね。明日行くの楽しみだわ」

 

オランダ人「あなたたち一緒に滝に行くの?私も行くつもりだから、一緒に行かない?」

 

アルゼンチン人「もちろんいいわよ♪一緒に行きましょ♪アユミ、行き方教えて。」

 

私「OK!バスターミナルの〇番乗り場に行って…………」

 

 

 

 

そうこうしているうちに、

「このホテルの屋上にプールがあるらしい!」

との情報により、みんなでテクテクとプールに向かう。

 

 

 

 

ホテル屋上のプール

 

フォスドイグアスの夜景

 

 

 

いや~夜景を見ながらのプール最高っすな~

 

と、思っていたら…

 

プールに手を入れてみたところ、

 

 

 

 

プールの水が超冷たい…

 

 

 

 

いや~みんなで水着を着て屋上に来てみたものの

これは入れないんじゃぁ…というレベル。

 

 

 

 

韓国人「オーマイーガーッッ!!超冷たい!あんたちょっと入りなさいよ!」

 

アルゼンチン人「何言ってんの!!超冷たいじゃないっ!あんたが先に入りなさいよ!」

 

韓国人「あんたが入りなさいよ!You go first!!」

 

アルゼンチン人「じゃ、じゃあ足だけ入れるわよ。

でも絶対押さないでよ!Don't push!!」

 

と言いながらプールのふちに足をかけるアルゼンチン人。

 

 

 

韓国人「押さないわよ、いいから入りなさいよ!」

 

アルゼンチン人「絶対押さないでよ」

 

韓国人「押さないって言ってるじゃない!いいから入りなさいよ」

 

アルゼンチン人「ぜっったい押さないでよ、

ぜーったい押さないでよ!!」

 

 

 

きっと君たちは知らないだろうけど、

 

それ、

 

日本では大変ポピュラーなギャグです

 

 

そして、それは

「押してくれ、なぜなら面白くなるから」

 

 

 

という意味になります。

 

 

そんなセリフ日本で言ったらほぼ確実に押されますが、

でもきっと知らないだろうから、押しません。

 

 

 

 

結局、「これはプールの温度を上げてもらうしかない」

ということになり、ホテルスタッフを呼び出し、温度調整をお願いする。

 

が、

 

スタッフ「受付の仕事が忙しくてムリ」

 

 

と冷たく断られる。

 

 

 

 

アルゼンチン人「オ~、今のホテルスタッフの対応、超最悪ね~」

 

韓国人「ほんと最悪!あんたの顔面ぐらい最悪だわ

 

 

えっ!!

えーーーーーっっ!!??

 

 

 

そんなこと言う!?と思っていたら、

 

 

 

アルゼンチン人「はぁ!?あんただって顔最悪じゃない」

 

韓国人「あんたほどじゃないわよ!」

 

アルゼンチン人「あんたほどブサイクな女見たことないわよ!!!」

 

韓国人「はぁ!!?何言ってんの、この顔面ブッサイク!!!」

 

アルゼンチン人「あんたほどじゃないわよ!」

 

韓国人「はぁ!?」

 

アルゼンチン人「はぁ!?」

 

 

 

 

 

待て待て待て、

待てぃ!!!!

 

 

 

え、

友達なんだよね??

 

 

そのやりとり普通なの!!??

 

 

 

でもこの二人は滞在中、だいたいこんなやりとりを続けていた。

でもとても仲良し。

 

意味不明…。

 

 

 

 

そして、

翌日も同じ4人で宿泊。

 

私は滝のアルゼンチン側に行っていたが、

ほか3人は逆で、一緒にブラジル側にいったらしい。

 

 

そして、夜。

このホテルは、夜の19時までタダでカクテル出るらしい、

との噂により、みんなで一緒に飲みに行くことに。

 

 

で、一緒にラウンジでタダの酒を飲んでいると、

 

 

知らない男×2 「ヘイガールズ♪」

 

私「?(ナンパかな?)」

 

オランダ人「ハ~イ♪あなたたちも飲みに来たの?」

 

ん?

どうやら知り合いの様子。

 

 

で、オランダ人が少し席を離れて、

男の人と話し始めた。

 

 

 

オランダ人「私、彼と飲んでくるわ♪

申し訳ないけど、しばらく部屋に戻ってこないでね♪

 

 

韓国人「OK!エンジョイ!」

 

私「(?)」

 

 

そして消えていくオランダ人女子と声をかけてきた男2人。

 

 

 

私「知り合い?」

 

アルゼンチン人「今日、滝の観光に行くときに同じバスだったコロンビア人よ」

 

私「ふーん?」

 

韓国人「帰ってくるなだって。どっかごはん食べに出ようか」

 

アルゼンチン人「そうね。近くにビュッフェがあるわよ」

 

韓国人「じゃ、そこにしましょうか」

 

私「OK。

えーっと、よく状況を理解してないけどオランダ人はごはんいいのかな??」

 

韓国人「いいのよ」

 

アルゼンチン人「いいのよ、

今からあのコロンビア人と部屋でF〇CKするんだから

 

私「ぶふーーーっっ!!!」

 

 

 

 

 

あぁ、

 

 

 

あぁ、なるほど、

そういうことか。

ようやく理解した。

 

 

 

いや、べつにF〇CKしてもいいんだけどさ、

 

 

 

 

私たちの部屋で??????

 

 

 

 

てか彼女と私のベッド隣なんだけど…。

帰ってくるなってそういうこと??

 

 

 

 

マジみんな自由だな!!!!

気を遣わないな!!!!

 

 

 

3人でドンドン空いた酒

 

 

 

 

近くのビュッフェにて

 

デザートピザ。

ココナッツシュガーのピザ(奥)が結構おいしかった♪

 

 

 

 

と、3人で楽しく飲みながらごはんを食べているうちに、

部屋に戻っていたオランダ人がふらっとやってきた。

 

アルゼンチン人「あら、コロンビア人とお楽しみだったんじゃないの?もう終わったの?」

 

オランダ人「うーん、そのつもりだったんだけど…」

 

 

 

 

オランダ人「ほら、コロンビア人2人いたでしょ?

私はそのうちの一人と…と思ってたんだけど、

もう一人が全然部屋から出ていかなくて」

 

アルゼンチン人「それなら3人でピーーーーー(放送禁止用語)

 

オランダ人「いや、だって一人はイケメンだったけど、

一人はマジ好みじゃなかったのよ!!

だからイケメンとだけうまくいきたかったけど…うまくいかないわねぇ」

 

アルゼンチン人「ふーん、残念ね。ま、あなたも飲んだら?」

 

オランダ人「そうね、ご一緒させて。やってらんないわよ(笑)」

 

韓国人「このピザおいしいわよ♪」

 

オランダ人「ほんとだ♪今日はたくさん食べてやる!!」

 

韓国人「食べちゃえ食べちゃえ!」

 

私「食べちゃえ食べちゃえ!」

 

 

 

部屋に戻って4人でパシャッ☆

 

 

なんだかんだとても楽しい女子会でした♪

ありがとうございました!!