僕は 決して警察官が嫌いではない。僕は柔道 サンボの経験があり 友人の何人かは警察官になっており 尊敬しているくらいた。

しかし キレてしまった。


先ほどの続きだが 僕が文句言うと もう1人の若い警察官が『なんじゃ ワレ!文句あるんかぃ。』

お上に逆らう気は ないが その態度に『上等じゃ ボケ!』と 一歩 踏み出した時 まわりの労働者ふうの おっちゃん達が止めてくれて いつの間にか 二十人くらいの労働者ふうの おっちゃん達が警察官を 取り囲み 文句を言いだして暴動な雰囲気に!


これが西成かっ!


逆に普段 偉そうにしているチンピラは 見てるだけで何もしない。普段 大人しい労働者ふうの おっちゃん達がイケイケである。


危険を察した警察官2人が 何も言わず逃げるように 立ち去った。僕は雰囲気を変えようと 労働者ふうの おっちゃん達に『助かりました。ありがとうございました。』と 出来るだけ多くの方に礼を言った。


しかし 普段 身なりは崩していても温厚な おっちゃん達の怖さを 見たと同時に 先ほどの警察官に腹が立った。


今 思うと虚しい気持ちだが 泥棒市場は僕みたいな他から来ている者だけでなく地域に住んでいる労働者の楽しみでもある。早く 以前の泥棒市場に戻る事を願うと同時に 公務執行でパクられるのを救ってくれた おっちゃん達に感謝したい。