外で並ぶ時間が長い。暑い。
緊張よりも暑さで倒れないかが心配だった。
会場の中に入ると意外とあっという間で涼しくて。
握手が始まったらまー進むのが早い早い。
すぐにブースに通されパッと見たらそこに
ジミン氏。
ブースに入った瞬間に空気が澄んでいて、
警備員に囲まれながらも一人だけキラキラと輝いている天使。
髪型がスタジアムの時と変わっていたせいか、
最初はあれ?どなた?ってなった。
服装はlightsのMVで着ていた青いジャケットに白いスラックス。
流れが早過ぎて、ジミンちゃーん!って名前呼ぶので精一杯。
名前を呼ぶと、微笑みながらも少しだけ首を傾げてくれたように思う。
糸目まではいかない儚げな微笑みで握手してくれた。
けど、私が今までライブやスマホ上で見ていたジミンちゃんとは印象が全然違った。
各コンテンツでも、少し気が強くてカッコよくて元気でいたずらっ子で小悪魔セクシー。
こんな印象で、いやこれはこれであながち間違ってはいないんだと思うんだけど。。
カラコンのせいもあるかも知れない。
目を合わせているはず(合わせてくれているはず)なのに、お人形を見ているような、アンドロイドと見つめ合っているようなそんな感覚。
儚い、消えちゃいそう。おとなしい。
そう、そんな印象だった。
でも、彼の優しさと繊細さが身体中から滲み出ていて。
顔は触るときっとお餅っぽいけど見た目ほっそり。
白くて陶器のようなお肌。
ペン相手に(特にイルボンは色々あったし)
こんなに間近で触れ合うのって普通に考えたら怖いだろうな…。
皆が皆、自分が推しな訳じゃない事もわかっているだろうし。
とてもたくさん傷ついて来たんだろうな、
辛い事たくさんあるんだろうな。
それが想像できて、ブースを出た時は感動よりもなんだか寂しさや戸惑いを感じてしまった。
わかっていたけど、彼は本当に別世界の人間なんだなって、あの何秒間でまざまざと感じさせられた。
白い肌に儚げな優しい微笑み。
凄くお顔を近付けてくれた。
顔間隔20cmくらい。本当に近い。
ワールドスターとこんなに近くてええの?
視界いっぱいにジミンの優しい微笑み。
ブースに入ってから握手している間はずーっと
目を見つめてくれていた。
ギリッギリまで両手で手を握ってくれていた。
ブースから出る前に振り返って見た全体像は、
儚い華奢な青年。
横から見たら細過ぎる。
もっとご飯食べて。
手はふくふくのさらさら。
いま読み返したらめちゃ気持ち悪いレポだな