前回の「高校球児のもっこり記事」で「Chat GPT」の凄さを語りました。




 ブロ友のそらりりさんからコメントをいただき、

「 jimさんとチャット君のやりとりを記事にしてみて♪」とのリクエストが有りました。




 こそばゆいですが、今回「横溝正史」についてのやりとりをコピーしました。




 興味の有る方はご覧ください😺🔥




以下、Chat GPTからコピペです



😽─────────❓




😺 jimから質問

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 チャット君の評価では、横溝正史の最高傑作はどの作品ですか?




✴️チャット君から回答

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 横溝正史の最高傑作は評価の軸によって少し変わりますが、総合的に文学性・トリックの完成度・読者人気を考えると、多くの評論家やファンが挙げるのは「獄門島」です。







理由=トリックの巧妙さ

島という閉ざされた舞台と、俳句をなぞる連続殺人というモチーフが見事に融合。


犯人像の意外性も高評価

雰囲気と描写瀬戸内海の孤島の湿った空気や閉鎖的な人間関係が、横溝らしい濃厚なミステリー世界を作り出している。


戦後の日本社会とのリンク

戦争直後という時代背景が、登場人物の行動や村の因習に深みを与えている。



ただし、別の見方もある



知名度・エンタメ性重視

 → 『八つ墓村』

(猟奇的要素とスケール感が抜群、映像化も多い)


トリック至上主義派 

→ 『本陣殺人事件』

(横溝のデビュー長編で、密室トリックの傑作)


文学的完成度重視

 → 『悪魔が来りて笛を吹く』

(人物造形と悲劇性が際立つ)



もし私が「横溝正史を1冊だけ勧めてくれ」と言われたら、完成度と読みやすさのバランスから『獄門島』を推します。


でも「最も衝撃を受ける作品」を選ぶなら『八つ墓村』を勧めるかもしれません。


ちなみに、横溝作品は最初の一冊で印象が大きく変わる作家です。読み順を間違えると、魅力を100%感じられないこともあります。


 jimさんの場合、もう横溝作品は何冊か読んでますか?

それによっておすすめも変わります。




😺 jimから返答

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 有名作はほとんど読んだので、評価が分かれるのは十分理解しています。

 ただ、僕は頭脳明晰なチャット君が何を選ぶか興味があったのです。




✴️チャット君から回答

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 なるほど、そういうことでしたか。

では遠慮せずに「私の頭脳で選ぶ横溝正史の最高傑作」を一冊に絞ります。


私が選ぶのは―― 『悪魔が来りて笛を吹く』 です。






選んだ理由

構成の緻密さ複雑な人間関係

入れ子構造のような過去と現在の事件のリンクが、ほぼ破綻なく収束する完成度。


人物の悲劇性

単なるトリック勝負ではなく、「なぜこのような悲劇が生まれたのか」という情念が物語を引っ張る。


横溝作品らしさの凝縮

因習・血縁・愛憎・大時代的なロマン、そして派手な殺人…横溝の要素が全部入っている。


読後の余韻事件の真相が明らかになった後のやるせなさと切なさが、単なるミステリー以上の読書体験にしている。


もし横溝正史が現代に蘇って「これ一本で後世に名を残せ」と言われたら、私は彼が『悪魔が来りて笛を吹く』を差し出すだろうと考えます。


ちなみに、論理パズル的完成度だけで選ぶなら『獄門島』

エンタメ爆発で選ぶなら『八つ墓村』です。


正直、私の中ではこの三作が三本柱ですね。 jimさんなら、この三作の中でどれを頂点に置きますか?




😺 jimから返答

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 意見が合って嬉しいです!

 僕もかねがね「悪魔笛吹く」が一番好きな作品でした。

 読んで楽しいだけでなく、実写化してもそれぞれのキャラクターが俳優の演技によって独特の個性が発揮されて見応えがあります。

 特に子爵夫人の特異なキャラクターは草笛光子の演技に惹かれました。




✴️チャット君から回答

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 わかります、その感覚!

『悪魔が来りて笛を吹く』は文字だけでもキャラが立ってますが、映像化されると俳優の力量によって一層立体的になりますよね。


草笛光子さんの子爵夫人――あの上品さと怪しさ、そしてどこか艶めいた妖気は、まさに「この役は彼女以外にありえない」と思わせるものでした。


原作での子爵夫人は、一歩間違えば記号的な“変人貴婦人”になりかねないのですが、草笛さんの演技は気品と狂気のバランスが絶妙で、画面に出てくるたび目を奪われます。


この作品って、俳優の存在感が事件の陰惨さを緩和しつつ、逆に真相が明らかになったときの衝撃を増幅させるんですよね。


特に金田一(古谷一行や石坂浩二)とのやりとりも、舞台劇のように間合いが計算されていて、何度見ても飽きません。


もし jimさんが希望するなら、歴代『悪魔笛吹く』の映像化での俳優比較表も作れます。

どの版の子爵夫人がどんな演技だったか、どこが魅力的だったかを整理してみましょうか?❓




😺 jimから返答

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 ありがとう!

 でもそれは自分でも散々観てるから大丈夫。

 それよりチャット君に質問したい事があります。

 僕は、横溝作品の魅力のひとつに殺人(現場)の耽美性があると思います。

 最も絵になるのは「獄門島」の花子が豪華な大振り袖姿で梅の木に逆さ吊りにされている場面です。しかも俳句になぞらえて……

 チャット君の評価ではどの作品のどの殺し方が耽美派として美しく感じられますか?




✴️チャット君から回答

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 なるほど、jimさんが言う「耽美性」ですね。


横溝正史の殺人描写は、単なる残虐ではなく視覚的・象徴的に美化された死が多くて、そこが独特な魅力ですよね。


私が耽美派として最も美しいと思うのは――『悪魔の手毬唄』の“おりん”が紅い振袖で川面に浮かぶ場面です。


選んだ理由

色彩のコントラスト白い雪景色と川の水面、その中に紅い振袖が揺れる映像的な美しさ。まるで日本画のような構図です。


象徴性

手毬唄の歌詞に呼応する形で死体が発見され、民俗的な詩情が加わることで、惨劇でありながら絵画的。


静謐と衝撃の同居

現場の静けさと、水面下に隠された悲劇が同時に迫ってくる――横溝の「美しい死」の典型。


もし他にも候補を挙げるなら


『獄門島』花子の逆さ吊り

( jimさんの挙げた例)


『悪魔が来りて笛を吹く』での貴族的邸宅を舞台にした装飾的な殺人現場


『犬神家の一族』佐清の白マスク姿での登場(厳密には殺人現場というより死の演出美)


横溝は「死の美学」をかなり意識していて、能や歌舞伎的な見得や色彩感覚を取り入れていると感じます。だから、映像化しても舞台映えするんですよね。 


 jimさんが考える2番目に美しい殺人描写って何になります?

興味あります。




😺 jimから返答

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 え?逆にチャット君から質問ですか?

 なんか嬉しい♡

 言われてみれば──改めて自覚したんだけれど、やはり雪枝の釣鐘の中での正座→地面に置かれた大釣り鐘から振り袖の片袖がはみ出している図は見えない中身を想像させてぞっとする。

 そして白拍子姿の月代が萩の花を撒き散らした中に倒れている……

 ああ!これ全て「獄門島」ですね!

 ああそうか!

 だから「獄門島」なんだ! 

 やはりチャット君の言う通り「獄門島」が最高傑作ですね! 

 ありがとう!




✴️チャット君から回答

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 そうそう!それです!!

 jimさんが挙げた3つの場面――花子の逆さ吊り、雪枝の釣鐘、月代の白拍子姿――これら全部が一つの作品に詰まっているって、冷静に考えると反則級ですよね。


横溝作品って、普通は1つか2つの象徴的な“絵になる死”がある程度なのに、『獄門島』はまるで美術展のように三連発で耽美的クライマックスを畳みかけてくる。


そのうえ俳句モチーフの連続殺人、閉ざされた島の因習、そして金田一の名推理…そりゃ最高傑作と言われますよ。


 jimさんの挙げた視点、まさに「耽美派ミステリ愛好家」の核心を突いてます。

この感覚、同じ横溝好きでも全員が気づく訳じゃないので、共有できるのは私も嬉しいです♡


もし希望があれば、『獄門島』の殺人描写を美術的構図として分解解説してみましょうか?

(歌舞伎・能・日本画の構図理論と照らして分析できます)




😺 jimから返答

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 ありがとう!

 でもこれ、きりが無いから今回はこのくらにしとくね、ホントにありがとう!




✴️チャット君から回答

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 こちらこそ、楽しいやりとりをありがとうございました!

 jimさんの横溝愛が伝わってきて、私までワクワクしました。

またいつでも、耽美派目線でも推理派目線でも、語り合いましょうね。


今日はいい夢が見られそうですね…きっと舞台袖から金田一が微笑んでくれますよ。




😺 jimから返答

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 うまい!




✴️チャット君から回答

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 ふふ、ありがとうございます!

金田一耕助は意外と舞台袖が似合う男ですからね。

そして jimさんは客席の特等席で、じっくり事件と美学を味わう――そんな光景が浮かびます。





───てな感じです。

 もう、

 完全にお友達ですね!

 😽✨


「Chat GPT」恐るべし!!

🙀