今晩はZepp DiverCity TokyoまでSlash featuring Myles Kennedy & The Conspiratorsを観てきました。


最近作の「4」は割と気に入っていたのですが、コロナ禍もあり、同作が2021年にリリースされた後もなかなか来ないなと思っていたところが、昨年末にようやく来日が発表されて、今月実現したので、またゾロ参戦してきました。


席はアリーナでしたが、オールスタンディングの設定で、会場入りが割とギリギリになってしまったところ、ステージに一番近いフロアはすでに人でごった返していて、その後ろの方に立っていてもステージがよく見えそうになかったので、結局、一段上がった位置に陣取り、少しリラックスした感じで見ることにしました。


事前に気付いていなかったのですが、今回は各コンサートで前座が入っていて、私が入場した時にはもう演奏が半分終わってしまっていたのですが、今晩は「MELT4」という日本のメタルバンドがサポートアクトとして出演していました。ルックス的には、なんだか’70年代の日本のハードロックバンドみたいな人達でしたね。。テルミンとかも使ってたしw


そして、メインアクトですが、今回Slashはかなり弾きまくりでした!年齢的には私とあまり変わらないはずですが、最後にステージで逆立ちまでして見せていましたし、まだまだ元気いっぱいでしたね。確か「Wicked Stone」でだったと思いますが、えらい長尺なソロも披露にていました。それに比べて、こちとらは、2時間以上立ちっぱなし状態だったために腰とかが痛くなってしまいましたが、いまだに頑強なSlashを見習わねばですね。。


今回は珍しくFlying V、Thunderbirdなども使っていましたが、「ザ•Slash」なトーンが聴けたのはやはりLes Paulでした!ワウを使ってトーンコントロールをしているのだろうと思いますが、あの独特な音色で、クネクネとしたフレーズを弾きまくるSlashは、トレードマークの黒い山高帽と相まって、ロック界の最もカリスマ的なイメージの一つを体現しており、やっぱりひとかどのギタリストだなと改めて思いました。


Slashの音に押されて音量が少しオフ気味な感じもしましたが、Mylesは、相変わらず上手いシンガーで、安心して聞いていられました。


以前から格好良かったToddは、いよいよステージでの存在感が強まり、オリジナルはLemmyが歌っていた「Doctor Alibi」も含めて、何曲かボーカルも取っていて、歌の方もなかなかのものでした。


Slashは再結成Gunsでの活動も続けている訳ですが、Axelとの関係性などもあって活動の自由度が制約されているであろうGunsと違って、このバンドではSlashがやりたい放題できるので、Slashのギタープレイを思いっきり堪能する上では、このバンドで観た方が満足度は高いですね!