水頭症チワワのエルモ☆その1 | まゆ毛ニャンコとゆかいな仲間たち☆

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我が家の野良出身ニャンズやブリーダー崩壊のニャンズ&ワンコの日常をや保護っ子のことをゆるゆると書く予定が、里親会情報がメインになっています(´ω`)

大阪市住吉区で「ねこのおうちさがし」という譲渡会をしています♪

3月末の日曜日の夕方、繁殖屋レスキューの子を受け入れましたアセアセ

1匹は成犬のポメラニアン、そして当日急遽引き出しが決まった水頭症のチワワ・・・


水頭症のチワワはまだ3ヶ月ですが、非常に頭が大きく重度の水頭症、脳水でパンパンで、目は脳水に押されて外の下方向を向いていますぐすん

うちに着いてすぐにシャンプー、耳の中まで洗えるものを使用して洗ったところ、あり得ないくらいの大量の耳垢が出るわ出るわポーン
今まで耳垢で塞がって音が聞こえていなかったんじゃないか、3ヶ月でどうやったらこんなに溜まるの!?と思える量でした・・・


当日、オシッコをしないのが心配で、診察時間外でも小さな個体に対応できる病院をこの子のあしたさんに繋いでもらい診察して頂きました病院

オシッコはキャリーの中でしてしまってましたが、一応エコーで腎臓を診てもらい、腎臓は問題ありませんでしたビーグル犬あたま
ついでに頭部もエコーで診てくださいましたが「脳水でパンパンですね・・・」と言われましたえーん

脳圧下げる薬飲ませたところで水の逃げ道がないんじゃないか、シャントの手術したところで費用に見合う効果は難しいんじゃないか、ってことでしたショボーン


とりあえず気休めでもホメオパシーを試してみようと、効果がありそうなレメディを調べて注文してみましたあしあと


手持ちのローラー鍼で、Facebookで教えて頂いたツボにコロコロしてみたりしてますニコ

エルモをレスキューしてくださった方に、無塩のトマトジュースは利尿作用があって水頭症に効果があると教えて頂いたんですが、どうにもこうにも嫌がって飲んでくれませんでしたショボーン

代わりに、カリウムの多いヤギミルクをあたえることにしましたうーん


波動が高いらしいアロマの、体液の体内循環を正常にする効果があるものを買って、首の周りにチョンって付けてみてますニコ




週末の土曜日、一緒に保護したポメラニアンの花ちゃんと一緒にかかりつけの病院で診察を受けました病院

いつもお願いしてる先生の診断では、
脳水でパンパンで頭のてっぺんしか頭骨がない、
治療としては対処療法になるけど、まだ痙攣などの症状も出てないので、今できることはない、
二次医療でシャント手術したとしても、普通の子のような寿命は望めない、ということでしたえーん



翌日曜日に、代替治療治療も含め院長先生に相談に行きました病院


エコーで診た院長先生より一言、「水ばっかりで大脳が見えないんですわ・・・」

下の方に見えてるのが大脳ではない脳の一部だそうです脳みそ

頭骨の形成不全で、骨の感じはこんな感じだそうです、斜線部分しか骨がない滝汗


この状態で生きているのが不思議、この状況で普通に生活できているのは奇跡だと言われましたアセアセ

とりあえず、脳圧を下げるお薬を頂き、代替医療は相談中ですニコ



そんなこんなしてるうちに、いいうんちをしているけど念のため依頼していたうんちの遺伝子検査の結果が出たら、ジアルジアが検出されましたガーン

駆虫薬を飲ませたら粘膜便、下痢止めまで必要になりましたアセアセ

とりあえずは駆虫のために投薬と消毒頑張りますえーん
投薬、絶叫しながら暴れるので大変です・・・



チワワは先天的に水頭症になりやすい犬種です。
ペットショップに並んでいる愛らしい子が流通するまで、たくさんの子が犠牲になり闇に葬られています。
この子のように、生かされて引き出してもらえる子はごくごく一部です。


新型コロナウィルスで在宅時間が長くなり、ペットを迎えることを検討されている方がいると思います。

どうかペットショプで動物を買わないでください。
買う人がいるから生産されます。
ロクな知識のない人間が、利益を出すためのコストダウンをし、飼育環境や世話は酷いものです。

華やかなショーケースの裏側では、一生ケージの中の糞尿の上で暮らす子がいます。
そして疾患を持ったたくさんの子たちが生産され苦しんでいます。
ペットショップで買うということは、そのような子たちが生産される一助となります。



うちに来たこの子はエルモ(イタリア語で「愛すべき」)と名付けました星
シャンプーが大好きで、天真爛漫で懐っこく、とてもとても愛らしい子です照れ
今は食欲もあり(水頭症の影響のせいか異常に過食)、排尿排便もきちんとできていますが、今後どのような症状が出るか分かりませんもやもや

手探り状態のケアですが、頑張ります!!



(o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)

本当に動物が好きなら、どうか保護犬猫を迎えてください!
命の大量生産大量消費をやめましょう!



日本では、年間20万匹もの犬猫が、
「アウシュビッツ」のような方法で殺処分されています。
その中でも猫は半数以上を占めています。
保健所に収容された猫の86%は生きて出ることは叶いません。
犬猫を家族に迎えたいと考えてらっしゃる方、
ペットショップではなく、保健所や譲渡会などから迎える道を考えて頂けませんか?



何頭の動物が売買されているかについては、35万とも言われていますが、
実態はわかりません。
しかし、この数が減らされていかない限りは、殺処分数は減りません。
国内で終生飼養が可能な頭数と、供給数のバランスを取らねばなりませんし、
命の問題である以上は、供給数が上回ってはならないのです。