”間違った保護” | まゆ毛ニャンコとゆかいな仲間たち☆

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我が家の野良出身ニャンズやブリーダー崩壊のニャンズ&ワンコの日常をや保護っ子のことをゆるゆると書く予定が、里親会情報がメインになっています(´ω`)

大阪市住吉区で「ねこのおうちさがし」という譲渡会をしています♪

以下のリンク先のブログ、保護活動されてらっしゃる方からとても賛同を受けています。



当方にも度々保護依頼のメールを頂きます。

当方ではどのような案件であろうが、いかなる事情があろうが、泣きつかれようが脅されようが、一般の方からのご依頼は全てお断りさせて頂いております。


当方は個人で活動しており、キャパオーバーで、自分では保護をこれ以上なかなかできないから何かできることを・・・と里親会の運営をしております。

里親会に参加してくださってるボランティアさんたちも、みんなすでにキャパオーバーになっております。


私も含め、ボランティアさんたちはみんな里親会に参加させている子だけを保護しているのではなく、自宅に数十匹を抱えて、スケジュールも金銭面も保護動物中心の普通ではないような生活をしております。


保護活動されてない方から見れば、保護活動されているボランティアさんははっきり言って「異常」と言わざるを得ないような生活をしている方が多いです。


家中、あちこちに猫がいるのは当たり前の状態、

ケージの隙間で眠る方、トイレで保護猫を隔離飼育してる方、自宅で食事するスペースがなく車で食事をする方、保護動物の医療費のために睡眠時間を極力まで削りセカンドワークやサードワークをする方、自分の飲食を極限まで削って体調を崩される方・・・


過労の末に亡くなったボランティアさんもいます。



動物を保護するということはお世話や里親探しにたくさんの時間も労力も使います。

譲渡に結びつかない場合は終生飼育となり、猫では1匹あたり150万円以上を身銭を切って負担していくことになります。

(一生にかかる金額はおよそ150万と言われています)



保護しても健康問題があり譲渡できない子、健康でも譲渡に結びつかない子が必ず出てきますので、どんどん保護猫が増えていき、最近ではボランティアさん自体が崩壊してしまう事例が多く出ています。


崩壊していなくても「崩壊予備軍」のボランティアさんも相当数います。


大丈夫なように見えても、突然生活基盤を失い崩壊するボランティアさんもいます。


ボランティアさんの高齢化が進んでいますので、年齢的に数年後、お世話が無理になって崩壊すると予想されるボランティアさんもいます。



まだ少ない保護活動の年数の中で、無責任に丸投げする人たちの犠牲になったボランティアさんの崩壊も、団体さんの崩壊も見てきました。


みなさん優しくて、かわいそうな子の話を聞けば放っておけず抱え過ぎてしまい崩壊してしまいましたが、無理して保護して自身の生活が破綻し、今まで保護してきた子が不幸になっては本末顛倒です。



自身や仲間の生活を少しでも守るため、一般の方からの保護依頼は全てお断りし、知り合いのボランティアさんや里親会に参加のボランティアさんに保護できるか問い合わせることも、当方では一切行いません。

かわいそうで心を痛めることもありますが、自衛をしていかないと潰れてしまいます。




〜〜〜保護が必要な子を見つけ、引き取ってもらえるところを探されている方へ


命の対価を払わずに、無償で責任をなすりつけようとする行為には厳しい対応をさせて頂いております。


人に犠牲を押し付けて自分は楽しようというのは、人として如何なものかと思います。


「引き取らないなら保健所に連れて行く」などの脅し文句はモラルハラスメントです。


どうしてもというなら、ネットで、収容キャパが大きく受け入れをされている団体さんを検索して、お金で交渉されてみてください。

ただし、上記に記載しましたように、猫1匹とはいえ今後かかる費用は未知数で、それプラスさまざまなお世話を押し付けるわけですので、無償で、という無責任なことではどこも無理です。

「今後の養育費・医療費+労力の対価を全て支払う」という誠意をもって交渉され、交渉が成立しましたらその子が譲渡されるまで、もしくは命が尽きるまで、何年でも何十年でも継続的に支払ってください。


安価で引き取ってくれる団体に引き渡すと、実験動物や三味線の皮にされ、生きながら過酷な虐待を受け命を落とすこととなり、引き渡した側は虐待に加担したことになります。


保護せざるを得ないようなかわいそうな動物を見つけ、その猫ちゃんを心配くださる優しい心をお持ちなら、どうか一歩踏み出して、ご自身で保護して頂けませんか?


保護したらどうケアすればよいか、里親募集はどのようにすれば良いかなどの前向きなお問い合わせでしたら喜んでアドバイスさせていただきます。




〜〜〜事情により飼育放棄して引き取り先を探されたい飼い主さんへ


最近よく、引っ越しや結婚・離婚などの生活環境の変化や持て余したことにより、飼育動物を手放したいので里親会に参加させてほしいとの連絡を頂きます。


やり取りをしていると、置き去りや他の参加ボランティアさんに無理矢理押し付けようと画策してらっしゃるんじゃないかと思われる方も見受けられます。


飼育放棄の場合の参加条件は下記の通りです。

以下の参加条件プラス、通常の参加条件を課します。


里親会運営側としてスムーズに会を進め、飼い主に責任を持って里親募集をして頂く必要があるためです。


①1ヶ月以内の検便、血液検査(スクリーニング検査 + 猫:ウイルス検査、犬:フィラリア検査)、その他健康診断、引っかかる箇所があれば追求して検査して確定診断と治療を行ってください。

全ての項目に於いて医師の診断書は必須です。

その際にかかった費用を里親さまに請求するのは禁止です。

②置き去り防止のため、参加前にご自宅に伺い、飼育放棄される動物との写真撮影、身分証のコピー、念書へのサイン・捺印、車などがあればその撮影をさせて頂きます。

③里親会で他のボランティアさんに保護依頼は禁止。

万一依頼された場合は即退場、置き去りをされた場合は遺棄として警察に通報いたします。

④里親さまが決まっても、トライアル中止や譲渡後飼育不可能になった場合は、ご自身で責任を持って引き取って頂きます。
⑤本来、飼育放棄であるなら無償譲渡でなければいけませんが、里親会の方針として、里親詐欺防止のため無償譲渡は禁止しておりますので有償での譲渡とし、里親さまから頂いた譲渡費用は全額、里親会に参加しているボランティアさんの誰かへ全額ご寄付して下さい。

厳しいと思われるかもしれませんが、今後も一緒に住めるようにする努力を怠り、飼い主側の勝手な都合で安易で無責任にも「家族」を棄てようとするのなら、「家族」が二度と不幸にならないように、「家族」の譲渡に関して自分自身で誠心誠意責任を持って対応してくださいね。

飼い主に棄てられる「家族」は心がとても傷つきます。
棄てようとしているその「家族」にとって、飼い主は唯一無二の頼れる存在であり『家族』なんです。
その「家族」は私たちと同じように喜怒哀楽があり、心が傷つく生き物なんです。