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Jill Craft のブログ

作業の様子やこだわりの道具、製法などについて書いてます。多少マニアックなのは許して下さい。

まぁ10年近くいろんなお財布を作ってしましていろんな方々のお財布を見てきました。


その中にはそりゃたいそうチョー金持ち経済的に豊かなお客様もいらっしゃいます。

うちで新たにお財布をオーダーして頂けるんですが、参考までに使ってるお財布を見せてもらう事が多いです。


するとある共通点あるんですよね…


・とにかくレシートとかごちゃごちゃ入ってない

・カード類はごくシンプル(3〜4枚)

・小銭が入ってない(別で小銭入れ持ってる)

そしてなにより

・買い替える必要の無い綺麗な財布


とにかくクロムの革、タンニンの革問わずめちゃくちゃアジが出てる、悪く言うとボロボロの財布を持ってないんですよ。

そりゃJill Craftはタンニン鞣しの革でとてもいいエイジングが期待できる革を使ってます。そりゃいいアジが出るまで使ってもらいたい気持ちもあるんですけど↑のリッチな方々はだいたい2〜3年くらいで新しく買い替えるそうです。

実際に2〜3年前にボクが作ったお財布も今回新たに作りました。もちろん前のはまだぜんぜん使えるますしめちゃくちゃ綺麗ない状態なんですけどね。


まぁボクはスピリチュアルなことはさっぱり分かりませんし信じてもないんですけど、やっぱりお金は綺麗なお財布に集まる?というのがこの10年やってきて実感してます。


で、今回作ったお財布がこちら

タイプ的には「Birmingham」です

ですが中身はすごくシンプルにしてます

札入れのポケットが1つだけ

オーダーの条件として

「帯封の付いた200万円がすっぽり入る」

カード入れはいちおう6枚付けてます

もちろん小銭入れもナシ

そして得意とする通しマチにしてます

縫うのに苦労しました…

まぁ絶対に手が入らない幅(3cm)なので糸を2本使って両面を少しずつ縫い進めました。どうしても箱っぽいフォルムにしたかったんですよね


同時進行でシザーケースも製作

最近はシザーケースもめちゃくちゃたくさんご注文頂けてなおかつご使用頂いてる美容師さんからのブラッシュアップもあり使いやすいと評判なんです。(自画自賛)

こちらも手縫いで通しマチを採用してます

金具が足りなかったので発注して

とりあえずここまで

今週の定休日にちょっと福井県まで旅に出てました

イイ感じの旅館の「あのスペース」

奥に見えるは日本海

そりゃわざわざ日本海まで出かけたので

カニですよカニ

とりあえず目の前のカニは絶滅しました

シーズンギリギリだったのかな?

旅館のプランではカニが半身だったのに1人1杯でした。在庫処分かな???まあお徳だったのでヨシ!!


革とはぜんぜん違うんですけどね

おじさんバンドやってまして4月28日に有田川町(和歌山県)でちょこっとライブします

まあゴールデンウィークにキャンプ場でキッチンカーとか色々出てるイベントの一部としてちょっとしたライブイベントなんですが、出るからにはマジで演奏してやりますよ♪

キッチンカーとかバイクのイベントとか色々あって楽しいと思います。ぜひ遊びにきてくださいね!

我がバンド「ハイブリッド豆タンク」です

おじさん3人と17歳がなぜか一緒に演奏するというよくわからんバンドなんですが…

よかったらぜひ!!


↓音出るので音量注意ね