たまに『三島由紀夫』がTVで唐突に語られることがある。
その語られる世の中で、ロクなことが起きない。
自殺、自死
自殺ほう助
殺人・・・
事実は小説より奇なり
という言葉通り、人間というのは小説以上に奇怪なことが背景にあり、人間というものは、だれだれが一方的に善で、だれだれが一方的に悪、という話では済まないものがある。
警告する。
小説をイメージしての善悪を決めるべきではない。
一方が全て善で、一方がすべて悪で、死ねばきれいに終わる・・・御冗談だろう。
三島由紀夫がそうだというのではなく、それが独り歩きをしてそういうイメージを醸し出し、人の死を常に正当化する社会が起きる。うまく書けるかどうかはわからないが、警鐘を鳴らさざる得ないと考える。
死ぬこたぁない
のであり、適切に寿命をまっとうし「死ぬことはない」社会こそ良い社会だと私は信じるし、それが違うというなら、まずあなたが勝手に逝けばいいのである。
ダイアナ妃は綺麗なうちに死んだのでよかった。そういう人もいるが・・・ダイアナ妃はおそらく死にたくなかった、できれば健康的で美が維持され寿命をまっとうしたかっただろう。私はそう勝手に理解している。