少し前に、海外ボランティア全般に関する批判めいた記事を記載しましたが、それは関係なく、ペシャワール会 中村 哲 医師(アフガニスタン支援)のご冥福をお祈りします。
当初は、いのちには別条がないというような主旨であり、ほっとしておりました。
なお、治空仙人は、たまに、結婚を祝福したり、ご冥福の記事を記載することがありますが、その基準は曖昧であり、その点ご了承願います。
また、中村医師がなぜ死亡したのかについて、噂の話をされる方もおられるようです。ただ、国際支援として、医療だけでなく灌漑を行うという事業を行った方、という記録は存在し、アフガニスタンまで支援を行ったという事は通常できることではない、と考えております。
今後、現地で育った現地住民により平和なアフガニスタンを維持することを願うとともに、その支援が適切に継続されることを願います。
なお、その技術的基盤となった福岡県の柳川周辺(朝倉なども)を含め、近年、我が国日本では、多くの水害を含む災害に見舞われており、その対策が復興、その技術的確立が急務となっております。防災も含め、様々な変化に伴う対応が先進国においても大変な課題という時代になっているわけです。
遠くない将来、飢えや貧困がなくなり、かつ、どの国においても、大規模災害時においては、助け合いの精神が育つよう祈念いたします。
追 伸
ご本人様の、死亡時の状況における情報が不明瞭な点があるようです。
脅迫されたり、狙われていたのかどうか、ボディガードが複数いたことや、護衛の状態(1台?)など。
これに関し、なぜ表彰されたようなボランティアの方がなくなったのかについて、詳細に分析し、今後の対策につなげていかれることも、あわせて祈念するものです。
追 記(上記記事の引用元)
死亡の中村哲医師、移動中に車襲われ 窓に銃弾3発
中東・アフリカ 社会・くらし
2019/12/4 23:29(日本経済新聞)
『幅の広い舗装道路。地元記者によると、武装した男らが車で近づき、最初にボディーガードを自動小銃で銃撃。その後、運転手や中村さんを次々と撃って車で去った。
中村さんらが乗っていたとみられる白いピックアップトラックは、フロントガラスとみられる窓に3発の銃弾が貫いた跡があり、一部のドアの窓は完全に割れていた。
中村さんは口や腕にチューブをつながれた状態で担架に乗せられ病院へ。青い医療服にマスクを着けた病院関係者が険しい表情を見せた。
車両周辺には血が広がり、男性が水をかけ、ほうきで洗い流していた。銃を持った治安当局者が警戒に当たり、市民が心配そうに見守った。』