国境など何もない そういう時代にきっとなる
ある教育問題で、ある人はそう書いた。
国境など何もない。そうなのであるならば、14億人受け入れても、あなたはきっというだろう。
国境など何もない・・・
最近見かける「国境無き」と募金活動をしているところが、私は非常に心配だ。
農業(食糧生産)と性教育くらい、きちんとやっているのか。そういったことを。
食糧工場を先進国は立てればいいのかもしれないけれど、特定だけを支援しても、もはや役に立たないという事は誰もが分かっている。
ただ、動けないなりに行動する、ということも大切なのだけど・・・。中途半端な支援だったら、本人たちは感謝するのだろうか。
20年後も30年後も支援した街が残っていて、現地に教師も医療も教育もいて、支援が成果に現れる場所であってほしい。そう願ってはいるのだが・・・。20年後も30年後も支援した街は残っているが、いまだに支援がそのままであるならば・・・支援は支援として意味はないことになってしまう。
医学部を卒業しても地元に帰らず、地元には医療がない(減少している)中、海外に飛び回る日本人医師。下手をすると、介護士も看護師も医師も海外から輸入しないといけないという中で、少なくとも海外支援は支援として意味を成しているのであろうか。
募金活動を見ながら、そう感じたのであった。