日本は素晴らしい。
大韓民国の大統領が言う日本が今の日本にあるのかどうか・・・
ひとつ話をしよう。
福岡である食のレポートを某局がやっていた。そのコメントの中で、
ふぐは山口の名産ですからね~
というコメントに
『・・・ぶちっ』
と切れそうになった。
ふぐは『関門』の名産で、山口もそうだが対岸の福岡の名産でもある。
天ぷらで食べる文化は、福岡にもあった。闇でも食べられていた。(毒があるので勝手にさばいてるのはご法度・・・ただ、正規の天ぷらは売られていた)
ただ、レポートをしている人は若い人で、このご時世。しゃーないなー、という話なのだが、さすがにテレビで・・・はね・・・。
なぜこれを書くのか?
実は、中国地方が経済的に元気がいいのである。
北九州銀行、は山口銀行グループ。
最近は、コインランドリーやスーパーも中国地方からのビジネスがかなり入ってきている。
獺祭というお酒がかなり北九州で宣伝されていたりする。山口の名酒である。
ユニクロ、山口。
(変な意味ではない)
中国地方は元気がいい。それは認めるのだが、福岡の文化が軒並み変えられて消えかかっている点には注意が必要である。
無論、これには、福岡側(厳密には九州)も関わっているわけだが。圧縮されてつぶされていく文化がある。
ただ、文化は好みなので、消えゆく文化は本来は認めるべきなのだろうが・・・どさくさに紛れて痕跡を残さない形での消滅は認めるべきではないだろう。
着物の商標登録を米国で、民間企業でやろうとする人に対し反対する民間の人が署名をして集めているが・・・どうなっただろうか?
着物文化は日本。で署名した人間が、地方の食文化の消滅に異議を訴えないとすれば、大変こっけいであり、こっけいな状況が明確に確認できるならば、南部鉄器だろうが、着物だろうが、どこのだれの登録でももはや関係ないのではないか、そういう気さえするのである。
昔の厚生労働大臣ではないが、
うーこっけい
という言葉を残させていただきたい。と思っている。
ただ、このような話は常在戦場までにはいかないが、
例えば、どさくさに紛れて、住民の生活に影響が出るような身勝手な修正が至る所で行われていたりする。
こういう常在戦場の話が、国民住民としておきている中・・・海外の人のリアルな日本に対するあこがれが幻滅な話で終わるような、そういう話に至らないように願ってやまない。そのために何ができるのか。それはわからないが。