首里城の被害を拡大させたのは「安すぎる入場料」だと考える、これだけの理由
11/5(火) 8:26配信 (ITメディア)

 

いくつもこういう意見を聞いた。興味深い話である。

 

しかし、この論が正しいなら、首里城は火災で過去何度も建て替えをした可能性がある。

wikiでも書かれているが、数度にわたり焼失しているようだ。

 

燃えるべくして燃える城?

 

不謹慎な言い方かもしれないが、それを無理に維持するのはかなりの費用負担となるだろう。

さらに焼失を覚悟した基金にしなければならない。城2つ分は別途予備費で集める必要があるのではないか。

 

・・・本当に復元でいいのだろうか?

 

名古屋城でも、エレベーターを設置するかどうかでもめているという。

復元、とするにしても、「からくり」(防火装置、防犯装置、清掃ロボットなど)を加える必要があることだけは確かであろう。

 

なお、当方は、生活を入れるべきだと主張している。観光だけの施設では人心も離れていく可能性があるだろう。

琉球大学があった、という話もある。また、城は昔、政治の中心でもあった。

その歴史を考えれば、教育機関を入れ、施設を、観光+生活、に組み入れたほうが良いのではないか。そう思うわけである。

 

そうなれば、入場料を上げる必要もなく、これからも、沖縄の人の心を維持する施設になるだろう。そう思われる。

 

なお、観光地がすべて料金が高い、というのは誤解があるようだ。生活と密着していない施設ほど高くなるようである。心のよりどころというのであれば、多くの人が訪問するわけであるから、価格を上げるべきではなく、別の考え方をとるべきではないか、とも思われる。