ここ数年、日本がまほろば伝説(まぼろし)に見えるようになってきた。

 

松本零士のアニメーションの歌にもあるそうだ。

 

『新竹取物語 1000年女王』

 

個人的に私は、正直、なぜ松本零士氏が福岡のひとりの扱いをされているのか分からなかった。(現在大阪在住)

 

大阪出身の方が以外と多いからかもしれない。なお、西武ファンもおおいそうだ。たこ焼き屋が多い関係かな。

 

という大変失礼な話を思っていたのだが、調べてみると、久留米生まれの小倉育ちらしい。

 

しかし、松本氏が福岡で有名になったのは、そんなに古くない話である。

 

え、と思うかもしれないが、変な話、地元現役の有名人についてあまりおおっぴらにしない気質があった気もする。

 

生前の佐木隆三さんなど、行政のホームページや何かの講演会や地元の人にすこし紹介されて、ふと

 

『ああそうなんだ』

 

という程度だったのだが・・・近年多くの人物や作品の銅像や壁絵が出来始め、なんだか、日本がアニメ(フェイク)になっていくような、そんな感じがしてしまっているのである。

 

作品の銅像が出来ると、古い考えなのか、

 

死んだ人かな・・・

 

と変に思ったりしてしまう。まだ、作品なのでいいのだが・・・本人の銅像など、行き過ぎて生前に立ててほしくはないな。そう思っている。

 

また、

 

地元はこうです

 

とアニメや写真で描かれている事があるが、地元によっては見方がかなり変わっていたりする。

 

カネミ油症など、悲しい思いをしている人も当然にいるだろう

 

実は以外とおいしい

じんだ煮

博多うどん(など、うどん関連)

も、地元でも知らない人もいたりする。

 

貧乏だからなのか?

 

そうではなく、600万人も県民がいると、すべてを知っているわけではない、それだけでなく、人気不人気もあるようだ。

 

ただ、文化的に

 

戦前からの港湾文化

 

から続く『小麦粉を使った』食の文化は伝統としてかなり根強い。そう考えてよい。

 

そこにだけはフェイクは無い。そう思って差し支えないだろう。