なぜ防げなかった“虐待死”…逮捕の父親 10歳長女を暴行後に放置か
1/28(月) 19:58配信(FNN)
このニュースを基に時系列に並べ変えた。見やすいだろうか。
○2017年9月に沖縄から千葉県・野田市の小学校に転入
○同年11月には学校のアンケート調査に「父からいじめを受けた」と回答。その後の聞き取りで「叩かれるなどの暴力を受けている」と話していたという。これを受け、11月のうちに柏市の児童相談所が心愛さんを一時保護
○一時保護は解除され、心愛さんは親族の家に預けられた
○2018年1月に現在の小学校に転校
○3月上旬には自宅へと戻った
★柏児童相談所は記者会見で、心愛さんが自宅に戻ってからは一度も面会はしていない(学校に委託)
★(学校は、)「担任の先生からあざ・けがなどの報告はあったか」との質問に、「そういう報告はなかった」と話した。家族関係はうまくいっているものと認識していたという。
★警察は、野田市からの報告で心愛さんが保護対象であることを把握していたものの、「直ちに対応するべき案件ではない」と判断していたという。
○1月7日の始業式から小学校を欠席していた → 「来月上旬まで沖縄に帰省している」と説明
★児童相談所もその説明を把握していたものの、危機感は持っていなかった
○当日(24日)の午前10時ごろから(心愛さんに)冷水のシャワーをかけたり、首付近をわしづかみにしたりするなどしたと説明
○1月24日の深夜。
自称会社員の栗原勇一郎容疑者(41)から「娘を風呂場に連れて行ってもみ合いになった。静かになって意識がなく、呼吸がない」との通報
遺体発見時、心愛さんのあご付近に軽い死後硬直があり、栗原容疑者が暴行後、死亡した心愛さんを数時間放置した可能性が浮かび上がった。
心愛さんの体には日常的な虐待をうかがわせる複数のあざがあった
(引用 終わり)
・・・結局、認識の違いでチェックが甘くなったようである。というか、この記事では、3月上旬での自宅帰省後の確認作業がかなりおろそかだったようだ。
工場の製品チェックのたとえで申し訳ないが、毎月、毎週、毎日、あざ等チェックや声かけが必要なのではないか、と思うのである。
で、自宅訪問なのか。
ハイテクを使えば5分程度で済む簡易の方法もあるだろう。例えば、パソコンのWEBカメラで確認してみる、など。
ついでに、その機能を使って、24時間防犯カメラもいっとく?的な。(正に目がカメラ・・・もとい、点である)※この話はふ・つ・う・に誰もが出来るものです。
知っている人は知っている。レンタル費用と電気代を除けば、通信料は月1千円。
工夫も必要なのだろう。それに、地域の協力は得られなかったのだろうか。
なかなか難しいが、何か工夫が出ないものか。