久しぶりのアップになってしまいました。
ブログは、新しい形で続いていくことになると思います。
ちょっと、いい詩があったので紹介したいと思います。
「おかげさまで」
夏が来ると冬がいいと言う
冬になると夏がいいと言う
太るとやせたいと言う、やせると太りたいと言う
忙しいとひまになりたいと言う、ひまになると忙しいほうがいいと言う
自分に都合のいい人は善い人だと誉め、
自分に都合が悪くなると悪い人だとけなす
借りた傘も雨があがればじゃまになる
金を持てば古びた女房が邪魔になる、世帯を持てば親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べれば天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見てはグチばかり
どうして自分を見つめないのか、静かに考えてみるがいい
いったい自分とは何なのか
親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊(かたまり)が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執(じがもうしゅう)を捨てて、
得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがを捨てて、
おかげさまでおかげさまでと暮らしたい