行先不明人の時刻表3

行先不明人の時刻表3

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

 

新日本海フェリーのターミナルのある舞鶴東港の前島ふ頭で湾内を見渡す。北に目をやると立派な斜張橋が見える。一方、西方向の海自・北吸係留所の向こうの山の上には何やら背の高い構造物が見える。

ここでもかー?と言いたくなるのは、昨年末に訪れた福島県いわき市の小名浜港。「小名浜マリンブリッジ」と「いわきマリンタワー」を思い出したから。港町には、立派な橋と展望タワーがつきものなのか?

舞鶴市のものは、引揚記念館近くにある斜張橋が「舞鶴クレインブリッジ」、舞鶴を東西を分ける五老岳にそびえる展望タワーが「五老スカイタワー」で、いずれも舞鶴のランドマークになっている。

 

 

舞鶴クレインブリッジ(写真上)は、全長735メートル、主塔の高さ95メートル、最大支間350メートルは日本海側では以前紹介した新湊大橋(支間360メートル)に次ぐ規模。二羽の「鶴」をイメージして「クレイン(Crane)」と名付けられた。1999年開通。

実はこの橋、関西電力舞鶴発電所の建設工事用に架橋された。引揚桟橋がある平の入り江にある大浦地区の集落内や既存の狭隘路線を迂回するため、建設現場へと続く「平トンネル(1618メートル)」とともに建設された。(発電所完成後、いずれも市道として運用)

余談になるが、舞鶴発電所は2基の発電設備で総出力180万キロワット。発電所の近くの「舞鶴親海公園」には関電のPR館「エル・マールまいづる」があるが、時間の関係上足を延ばせなかったのは残念!

(写真上:五老スカイタワーから舞鶴東港方面を見る。右にクレインブリッジ、左に関電の舞鶴発電所が見える。)

 

 

一方の「五老スカイタワー」は、標高301メートルの五老岳山頂に50メートルの展望タワー。舞鶴市の市制施行50周年を機に1995年に建設され、展望室からは360度のパノラマビューが楽しめる。

舞鶴湾の眺望は圧巻。舞鶴西港・東港の位置関係、舞鶴国際埠頭も一目瞭然。ここからの眺めは「近畿百景(当時:近畿郵政局の公募による観光地選定事業)」の第一位に輝いた眺めである。

眼下の舞鶴西港に目をやる。この日、第二ふ頭にはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(115,906トン)」が入港していた(写真上)。どおりで外国人が多かったが、今年は22回のクルーズ船が寄港する予定になっており、観光面の効果はかなり期待できる。

 

 

またまた余談になるが、構造物を巡ってばかりで舞鶴では食事を取れなかったが、名物は?五老タワーの売店・レストランのメニューを見ると「カレー」ですかー?横須賀や呉も同様、古くからの軍港では「あるある」ですね。