自己覚知

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ROCKバンドONOMATOPLAINでBASSを弾いている岩崎が、己を理解する為のブログ。

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お久しぶりです。

2016年6月12日(日)、広島で行われたTHE YELLOW MONKEYのLIVEに参戦してきました。(一カ月前ですが…)

THE YELLOW MONKEYことイエモンは2001年に活動休止を発表し、そのまま2004年に解散。
ヴォーカルの吉井さんはその後ソロとして作品を発表し続け、LIVEではバンド時代の曲も披露していたし、もうイエモンとして活動する事はないと思っていました。

故に本物を見る事は出来ないと諦めていましたが、今年申年に突然の再結成。そして新曲発表&ツアー。
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何だか夢の様です。チケットを取ってくれた友達、ありがとう。

LIVEまで車のBGMはイエモン一色。セットリストは見らずに我慢して…「あの曲を演ってくれるかな」「この曲やるなら他のが聞きたいな」…とか考えている時間が楽しいですよね。

当日9時に友達と新幹線で熊本を出発し、昼前には到着。前日よりLIVE参戦していた友達の存在を偶然キャッチし、合流&少し早めの食事。

小雨の中グッズを購入し、一旦ホテルにチェックイン。だらだらと体力回復を図りつつ…17時、開演。

1曲目当てキャンペーンみたいなやつで既に演出を確認していたとはいえ、頭のギターから感動です。

活動休止から15年…私の人生の約半分くらいツアーをしてなかったにも関わらず、メンバー皆最高!元々心配してませんでしたが、老いたなぁとか感じる事なく、テンポがスローになっていたりする事もなく…極上の音を浴びせてくれました。

吉井さんの声が出ているのはソロライブで確認していましたが、今回の主役は、ギターのエマでした!LIVE作品で聞いていたあの色気のあるギターが、直にこの耳に…ありがとうございますって感じでした。アクションも健在でしたし❗️

セットリストは噂通り、サービス精神溢れた贅沢な内容でした。もう少しツアーが続くので詳細は避けますが、各アルバムから満遍なく選曲されていて往年のファン、新規ファン共に満足いくものだったと思います。

アルバム別の楽曲リストだけ載せます
Bunched Birth➡️2曲
THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE➡️1曲
未公開のエクスペリエンス・ムービー➡️2曲
jaguar hard pain➡️3曲
smile➡️1曲
FOUR SEASONS➡️2曲
SICKS➡️4曲
PUNCH DRUNKARD➡️2曲
8➡️2曲
その他シングル➡️4曲
新曲➡️1曲

往年のファンの方々の「ロビ〜ン!」コールは真似できませんが、負けずに一回位叫べば良かった。「ヒーセー!」って。今回は左斜め前の女性が通路にはみ出しがてらLIVE中ずっと「ヒーセ!ヒーセ!」って叫んでたので「あれには勝てない」と勝手に敗北宣言してしまいまして…

予定調和の演出がある度に「そうそう、これを見たかったんだよ!ずっと!」という想いが湧き上がり、目と耳を刺激するあっという間の約3時間でした。

そして忘れられない感動が最後に待っていました。
本編が終わり、アンコールも終わり…メンバーがステージを順々にはけていき、最後に残ったアニーが去り際にマイクに向かい

「生まれてきて…曲が一番最高だった」

と笑顔で言って去って行きまして…不意討ち過ぎてなんともいえないふわふわした気持ちで会場を歩いて行きました。内面がにやけているといいいますか。「それはこっちのセリフです!」と伝えたかった!あれ以来(もっと)アニーのファンになったことは言うまでもありません。

今、人生で1番THE YELLOW MONKEYが好きです。
MCで吉井さんが「もう解散しません!」て言ってたし、是非アルバム作って、ツアーしてください。また行きたい!
そんな訳で楽しかった1カ月前。お世話になりました広島。また来るよジャンプショップ。
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本来ならば今日は記事更新日だったのですが、どうも駄目でした…情けないですが暫く更新は休み、英気を養います。来年こそは、余裕を持ってBlogに臨みたいです。Blogを通してやらなきゃならない事、やりたい事はいっぱいあるんですが…早く形にしたいです。

少し早いですが、読者の皆様、ペタをしてくださる皆様、今年一年間ありがとうございました。来年も宜しくお願いします!
今月の21日は大瀧詠一さんのナイアガラ・フォーリン・スターズ名義でのアルバム
LET’S ONDO AGAIN』を紹介致します。(NIAGARA CALENDARの続き)

1978年11月25日発売。
LET’S ONDO AGAIN/ナイアガラ・フォーリン・スターズ

¥1,572
Amazon.co.jp

本作は第一期ナイアガラの最後を締めくくるアルバムです。怒涛のアルバムリリースラッシュ(4年で12枚)が続く中でもユーモアを忘れない、いい曲を入れるのも忘れない、でも自分のしたい事をやっている芯のある大瀧さん。そんな中1977年に発売された自信作NIAGARA CALENDARが全くの不発(チャート100位圏外)に終わり、さすがにショックを受けたようです。それで次が最後のアルバムになると決定していたので、吹っ切れたわけではないでしょうが、今まで以上に売り上げを度外視した、好き勝手に作った作品が詰まっています。そして、予想通り(?)大瀧さんの中で最も売れなかったアルバムになってしまいました(費用はそれまでで一番かかったそうですが爆弾
A面はインストやノベルティーソング、B面はタイトル通り「THE 音頭」がこれでもかと入っています。

曲目はこちら
1.峠の早駕籠⇒多羅尾伴内楽団によるインスト。童謡の「お猿のかごや」(作曲:海沼実)をアレンジしています。ここでの「えっほ、えっほ」はこれ以降の曲にも出てきます。

2.337秒間世界一周⇒作曲大瀧さんで、多羅尾伴内楽団によるインスト。タイトルはそのまま、曲の長さです。337秒の間に世界の音楽が主にギターでワンフレーズずつ弾かれて、慌ただしく世界一周した気分になります。大瀧さんのアルバムでジミヘンが聞けるというレアさ加減も。

3.空飛ぶカナヅチ君⇒宿霧十軒という人が歌ってますが、大瀧さんの変名です。前回紹介したNIAGARA CALENDAR収録の「泳げカナヅチ君」のリアレンジ版といった曲で、歌詞が宇宙編になっています。

4.鳥賊酢是!此乃鯉⇒歌はイーチ大滝…というか大瀧さんのヴォーカル。タイトルは、決して文字化けではありません。ファースト収録の「いかすぜ!この恋」の再録です。

5.アン・アン小唄⇒作詞:伊藤アキラ、作曲:大瀧さん。歌は山形かゑる子名義ですが、シンガーズ・スリーの伊集加代子さんが歌ってます。1982年に山田邦子さんがカバーします。ユーモアだけかと思いきや、ワウギターとオートワウベースがファンキーなので舐めてたらいけません。

6.ピンク・レディー⇒大瀧さんの作詞作曲。歌は〝モンスター”名義ですが、これはシャネルズ(後のRATS&STAR)の変名です。中身は、当時一世を風靡していたピンク・レディーのヒット曲をパロディ風にして繋げているもので、見事なアレンジです。


7.ハンド・クラッピング音頭⇒イーハトブ田五三九名義ですが、大瀧さんの変名です。これはNIAGARA MOON収録曲の「ハンド・クラッピング・ルンバ」の音頭バージョンです。また、大瀧さんと交友のある「星セント・ルイス」がギャグで参加してます。

8.禁煙音頭⇒改詞:大瀧さん、作曲:宇崎竜童。歌は竜ヶ崎宇童名義ですが、鈴木雅之さんの変名です。実はこの時点で鈴木雅之さんはレコードデビューしていないのですが、同氏を評価していた大瀧さんが「デビュー前にこんな歌にクレジットを入れていたら経歴に傷がつく」という配慮から、変名を与えたのでした。で、これはダウン・タウン・ブギウギ・バンドの74年のヒット曲「スモーキン'ブギ 」のパロディです。ちなみに、途中で咽込んでいるのは山下達郎さんです。

9.呆阿津怒哀声音頭⇒蘭越ジミー名義ですが、布谷文夫さんの変名です。タイトルは、これも文字化けではなく、レイ・チャールズ「What'd I Say」の音頭アレンジです。漢字に当てはめると…分かったでしょうか。ちなみに、歌詞も全部漢字なので、一見すると凄い事になっています。

10.Let’s Ondo Again⇒アミーゴ布谷名義、ということでこれも布谷文夫さんの変名です。元ネタはCHUBBY CHECKERの「Let's twist again」です。音頭アルバムを締めくくる、力作です。布谷さん凄いです。しかもこれ、あの細川たかしさんがカバーしてます。声が伸びやかで、気持ちの良いバージョンです。

(TOTAL:37分)
以上です。以上なのですが、実は上の曲目は、完全ではありません。というのも、6曲目と7曲目の間にもう一曲、収録が許されなかった楽曲があるのです。その曲が河原の石川五右衛門です。これは6曲目と同様、ピンク・レディーのヒット曲をパロディにしているのですが、より露骨だったからか、こっちは事務所から許可が出なかったのです。オリジナル版には、タイトルは掲載されています。でもせっかくだから聞いてみましょう。

はい。聞いてくださった方は分かったと思いますが「渚のシンドバッド」が元ネタです。例の如く色々混ざってますが。

本作は変わった作品が多い70年代の大瀧さんのアルバム群でも、群を抜いて浮世離れしたアルバムですが、音楽評論家のピーター・バラカン氏は本作を「最も好きな邦楽アルバム」と評価しています。大瀧さんの追悼番組でも変わらず言っていたので、本気です。「本当に売れていないのか?」と疑っていたらしいですから…

そんなカルトで一部に人気の本作。手に取る機会があれば、是非手に入れましょう。一度しか聞かなかったとしても、いいじゃないですか。

それでは、来月の21日はいよいよ『A LONG VACATION』を紹介致します。