外構DIYは亀の歩みのように。
前回 までに基礎とレンガ積みまで済ませました。
今回は中を埋めて御影石タイルを敷きます!
中に砂を詰めていく
しっかり締め固めたいので、ふかふかした土ではなく砂や石を中心に入れていきます。
完成後に中身が沈下するのを防ぐために転圧が重要になるわけですが、あまり強い衝撃をかけると積んだレンガに圧がかかって破損しないか不安でした。
そこで水締めという方法をとりました。
やり方は、砂を入れる→水を張る→水が引いたら砂を入れるの繰り返しです。
一気に砂を満タンに入れると、どこまで水が回ったか分からないので少しずつにしました。
原理としては水中では重い砂粒は沈み、水が引く際に中の空気も一緒に追い出されることで空隙がなくなり、締まった状態になるようです。
残りの犬走りと芝生張り
ステップ作りと同時進行していきます。
左の空いた部分は従来通り、平板犬走りにします。
角度決め君の出番はこれで最後かな~。
地面の土がカチコチでこのままだと芝生は根付かないので、深く掘り起こして石も取り除き、市販の土を適宜混ぜながら整えていきます。
ちな、この作業をやったのは4月です。(記事にすんの遅!)
御影石タイルを張る
ステップに戻って、御影石を張っていきます。
手順は犬走りの張り方と同じで、モルタルを流してその上に御影石を置き、目地幅と水平を調整していきます。
並べ方は互い違いにしました。
積んだレンガで水平は取れてるので、反ってない角材を渡せば自然と水平にできました。
一度に全てを済ませる余裕はないので、途中で終わらせるときは継続できるように整えておきます。
もたもたしているうちに、芝生が芽吹きました。
にしてもこのレンガ、濡れてるときと乾いてるときとでは色味が結構ちがいますね。
端の部分はグラインダーでカットしてサイズを調整。
前回あえて開けておいた一箇所のレンガは、この最後の工程で溢れるモルタルの逃げ道を考慮していたんですが、そうすると最後のレンガと御影石の隙間を埋められなくなると分かったので、直前に固定しておきました。
目地を埋める
目地はモルタルを割り箸などでつつきながら埋めていくだけです。
目地用のモルタルというのもあるようですが、わざわざ買うのはもったいないので砂+セメントでやりました。
完成!
ついについに、構想ばかりだったステップが出来上がりました!
入居後、約2年!
長かった~!
更地だった庭は犬走りガーデンパン芝生ときて、ようやくここまでたどり着きました。
想像が形になると気持ちいいです。
レンガは角が丸いものを使用したので、ソフトな感じに仕上がりました。
家の外壁のほうを強調したかったため、目立ちすぎない薄めの色をチョイス。
犬走りと御影石のグレーが間に入っていい感じになったのではないでしょうか!
高さは地面からステップまでが32cm、ステップから床上までが27cmです。
やや高めかなと思ったのですが、庭へは玄関から行き来することがほとんどで、この和室からの出入りは限定的なため不便さは特に感じませんでした。
座って庭を眺めるのにはピッタシです。
和室からの見た目。
ウッドデッキなどと違い、人が乗ってもビクともしないくらい非常にドッシリと安定しているので、気兼ねなく降りることができます。
備え付け系の製品だと、どうしてもズレたり滑ったりしてしまわないか、不安定さを気にかけてしまいそうです。
実はこのステップ、当初は作るのをやめようかと思ったこともあったんですが、作ってみたい好奇心に駆られて製作に踏み切りました。
結果、頻度は少ないとはいえ出入りに便利ですし、庭のアクセントとしても一役買った見た目なのではないでしょうか!
材料費はおいくら?
今回使用した材料のお値段は・・・
レンガ 110円×90個=9,900円
御影石 530円×11枚=5,830円
セメントと砂 目分量、だいたい1,000円くらい?
計 約17,000円
実際はレンガのカットミスなどで余分に購入したので、上記より少々オーバーはしています。
ステップ内に詰めた砂は庭を掘ったときのものなので、費用には含んでいません。
これ、職人さんに頼んだらいくらするんでしょうね??
何はともあれ、素人DIYで完成までこぎつけられてよかったです!
それでは、おつかれっした!!